このプラグインでできること
「ファイル管理プラグイン」は、kintone の一覧画面を、エクスプローラーのようなファイル管理の画面に切り替えるプラグインです。
フォルダ・ファイル・リンクをまとめて管理できます。プラグインの設定で対象の一覧と必要なフィールドを登録すると、その一覧がファイル管理専用の画面になります。
主な機能は次のとおりです。
- フォルダを階層化して作成できる
- ファイルのアップロード・フォルダのアップロードができる(パソコンからドラッグ&ドロップでも上げられる)
- ドラッグ&ドロップで、ファイルやフォルダを別のフォルダへ移動できる
- リンクを追加・変更できる
- ファイルをプレビューまたはダウンロードできる
- ゴミ箱への削除/ゴミ箱からの復元ができる
- 検索・リンクのコピー・プロパティの表示ができる
動作環境・前提条件
2-1. 必要なフィールド
次のフィールドをアプリに用意し、プラグインの設定で紐付けます。
「フィールドを一括追加する」(3-5)を使うと、まとめて追加できます。
| 設定項目 | 必要なフィールドの種類 |
|---|---|
| フォルダー/ファイル名 | 文字列(1行) |
| タイプ | ラジオボタン |
| フォルダーID | 数値 |
| ファイル | 添付ファイル |
| リンク | 文字列(1行) |
| サムネイル | 文字列(複数行) |
| 詳細 | 文字列(複数行) |
| ゴミ箱 | チェックボックス |
⚠️ 「タイプ」フィールドの選択肢は「folder, file, link」を設定してください。
⚠️ 「ゴミ箱」フィールドのチェックボックスの選択肢は「trash」を設定してください。
💡 1件のレコードが、1つのフォルダ・ファイル・リンクになります。レコードはプラグインの画面から作られるので、kintone のレコード追加画面から手で登録する必要はありません。
💡 「詳細」に紐付けたフィールドは、一覧の列として表示されます。列の見出しには、そのフィールドの名前(例:メモ)が出ます。
2-2. 対応する画面
プラグインの設定で選んだ一覧が、ファイル管理の画面になります。ほかの一覧はこれまでどおり表示されます。
パソコン版とモバイル版の両方で動作します。
💡 ファイル管理の画面にした一覧では、kintone のレコード追加ボタン・絞り込み・集計・ページ送りなどは表示されません。レコードを表の形で見たいときは、ほかの一覧に切り替えてください。
モバイル版でできる操作は次のとおりです。
- フォルダを開く、ファイルをタップしてプレビューする(プレビューできないファイルはダウンロード)、リンクを開く
- 画面右下の「+」ボタンから:新規フォルダ追加・ファイルのアップロード・リンクの追加(レコードの追加権限があるときだけ「+」が出ます)
- 各行の右端の「︙」から:名前の変更・リンクのコピー・レコードを開く・削除(ゴミ箱へ移動)
💡 フォルダのアップロード、ドラッグでの移動、リンクの変更、詳細欄の編集、ゴミ箱から戻す・完全に削除・ゴミ箱を空にする、検索、プロパティ、並び替え・表示の切り替えは、パソコン版で操作してください。
2-3. 必要な権限
プラグインを設定するには、アプリの管理権限が必要です。
使う人の画面に出る操作は、そのユーザーのアプリの権限で変わります。
| 権限 | 使える操作 |
|---|---|
| レコードの追加 | 新規フォルダ作成・ファイルのアップロード・フォルダのアップロード・リンクの追加 |
| レコードの編集 | 名前の変更・リンクの変更・詳細の編集・ゴミ箱から元に戻す |
| レコードの削除 | 削除・ゴミ箱を空にする |
設定手順
3-1. プラグイン設定画面の開き方
- kintone アプリの「アプリの設定」を開きます。
- 「プラグイン」をクリックします。
- 一覧から「ファイル管理プラグイン」の歯車アイコンをクリックして、設定画面を開きます。
3-2. 一覧の選択
ファイル管理の画面にする一覧を、あらかじめアプリに作っておきます。
- プラグイン設定画面の「一覧」欄で、プラグインを適用する一覧を選択します。
- 画面上部の「設定保存」をクリックします。
「一覧」欄で、ファイル管理の画面にする一覧を選ぶ
💡 カスタマイズ一覧を選択すると表示が速くなります。
3-3. フィールドの紐付け
- プラグイン設定画面で「フォルダー/ファイル名」を選択します。
- 「タイプ」を選択します。
- 「フォルダーID」を選択します。
- 「ファイル」を選択します。
- 「リンク」を選択します。
- 「サムネイル」を選択します。
- 「詳細」を選択します。
- 「ゴミ箱」を選択します。
- すべてのフィールドを選択したら、画面上部の「設定保存」をクリックします。
💡 各欄の候補には、2-1 の表の種類のフィールドだけが出ます。
⚠️ 8つの欄はすべて選択してください。1つでも未設定のフィールドがあると、プラグインが正常に動作しません。
⚠️ 「一覧」を選ばずに保存すると、アプリの画面を開いたときに「プラグインの設定が完了していません」と表示されます。フィールドの選び忘れは、このメッセージでは知らされません。保存の前に、すべての欄が「-----」以外になっているか確かめてください。
3-4. プレビュー設定
- プラグイン設定画面の「プレビュー設定」で、表示方法を選択します。
- 画面上部の「設定保存」をクリックします。
| 表示方法 | 内容 |
|---|---|
| 同フォルダ内のファイルを全てプレビュー | 同じフォルダ内のファイルをまとめて読み込み、「前へ」「次へ」で順番に閲覧できます(初期値) |
| 選択した1ファイルのみプレビュー | 選択したファイルだけを表示します |
「プレビュー設定」で、同じフォルダのファイルをまとめて見るか、1ファイルだけ見るかを選ぶ
💡 PDF や動画ファイルなどをまとめて確認したい場合は「同フォルダ内のファイルを全てプレビュー」を選択します。
3-5. 「フィールドを一括追加する」機能
必要なフィールドを、プラグインがアプリにまとめて追加します。
- プラグイン設定画面の下部で、追加されるフィールドの一覧を確認します。
- 「フィールドを一括追加する」をクリックします。
- フィールドが追加され、アプリが自動で更新されます。
- 続けて、追加したフィールドがプラグインの設定に紐付けられて保存され、設定画面が読み込み直されます。
- 「一覧」を選び、「設定保存」をクリックします。
「フィールドを一括追加する」と、追加されるフィールドの一覧
💡 「タイプ」の選択肢(folder, file, link)と「ゴミ箱」の選択肢(trash)も、あわせて設定されます。
⚠️ 追加するフィールドと同じフィールドコード(name・type・folder_id・file・link・thumbnail・detail・trash)がアプリに1つでも既にある場合は追加できません。このときは画面にメッセージが出ず、何も起きません。既にあるフィールドを使うときは、3-3 の手順で1つずつ紐付けてください。
⚠️ 一括追加は、アプリのフォームのレイアウトを書き換えます。ほかのフィールドがあるアプリでは、追加後にフォームの配置を確かめてください。
3-6. アプリを更新する
- 設定が終わったら、アプリの設定画面に戻り「アプリを更新」をクリックします。
⚠️ プラグインの設定は、「アプリを更新」するまで反映されません(「フィールドを一括追加する」を使ったときも、そのあとの設定保存を反映するために「アプリを更新」が必要です)。
3-7. 設定項目の一覧
| 項目 | 内容 | 初期値 | 必須 |
|---|---|---|---|
| 一覧 | ファイル管理の画面にする一覧 | -----(未選択) | 必須 |
| フォルダー/ファイル名 | 名前を入れる文字列(1行)フィールド | -----(未選択) | 必須 |
| タイプ | 種類(folder, file, link)を入れるラジオボタンフィールド | -----(未選択) | 必須 |
| フォルダーID | 入っているフォルダのレコード番号を入れる数値フィールド | -----(未選択) | 必須 |
| ファイル | ファイル本体を入れる添付ファイルフィールド | -----(未選択) | 必須 |
| リンク | リンクの URL を入れる文字列(1行)フィールド | -----(未選択) | 必須 |
| サムネイル | 画像のサムネイルを入れる文字列(複数行)フィールド | -----(未選択) | 必須 |
| 詳細 | 一覧の「詳細」欄に出す文字列(複数行)フィールド | -----(未選択) | 必須 |
| ゴミ箱 | ゴミ箱に入っているかを表すチェックボックスフィールド(選択肢 trash) | -----(未選択) | 必須 |
| プレビュー設定 | 同フォルダ内のファイルを全てプレビュー/選択した1ファイルのみプレビュー | 同フォルダ内のファイルを全てプレビュー | - |
使い方
4-1. 画面の構成
- kintone で対象の一覧を開くと、ファイル管理専用の画面が表示されます。
- 画面左側に「アプリ」「ゴミ箱」を含むフォルダツリーが表示されます。「ゴミ箱」の横の数字は、ゴミ箱に入っているアイテムの数です。
- 画面右側に、選んだフォルダの中のファイル・フォルダ・リンクの一覧が表示されます。
画面上部には、操作用のアイコン(検索・名前の変更・新規フォルダ作成・フォルダのアップロード・ファイルのアップロード・リンクの追加・プロパティ・リンクのコピー・削除)が並びます。アイコンにマウスを重ねると名前が表示されます。
ファイルやフォルダを右クリックすると、その項目に使える操作のメニューが開きます。
💡 一覧の上には、いま開いているフォルダの場所(パス)と、アプリ内のファイルの合計サイズ(「アプリ内:」)が表示されます。パスの左のアイコンで、ひとつ上の階層へ移動できます。
4-2. フォルダを作成する
- 画面上部の「新規フォルダ作成」アイコンをクリックします(フォルダを右クリックして「新規フォルダ作成」でも開けます)。
- 「作成場所」に表示されたパスを確認します。
- 「フォルダ名」に名前を入力します。
- 「作成」をクリックします。
- 作成後、フォルダがツリーと一覧に追加されます。
画面上部の「新規フォルダ作成」アイコン
⚠️ 同じ階層に同名のフォルダがある場合は作成できません。「同名のフォルダが存在します。移動できません。」と表示されるので、「閉じる」を押して別の名前を入力してください。
💡 「フォルダ名」が空のまま「作成」を押しても、何も起きません。
4-3. ファイルをアップロードする
- アップロード先のフォルダを開きます。
- 画面上部の「ファイルのアップロード」アイコンをクリックします。
- 表示されたファイル選択ダイアログで、アップロードするファイルを選択します(複数選べます)。
- 「ファイルアップロード」の画面に進み具合が表示されるので、完了まで待ちます。
- アップロード後、一覧にファイルが表示されます。
画面上部の「ファイルのアップロード」アイコン
💡 パソコンのファイルやフォルダを画面にドラッグ&ドロップしても、開いているフォルダにアップロードできます。
💡 画像ファイルは、一覧にサムネイルが表示されます。
⚠️ ゴミ箱の中にはアップロードできません。
同じ名前のファイルがあるとき
アップロード先に同じ名前のファイルがあると、「同名のファイルが存在します。上書きしますか?」と表示されます。
- 「上書き保存」… 既にあるファイルを、アップロードしたファイルに置き換えます
- 「別名で保存」… 名前の先頭に数字を付けて、別のファイルとして保存します
4-4. フォルダをアップロードする
- アップロード先のフォルダを開きます。
- 画面上部の「フォルダのアップロード」アイコンをクリックします。
- 表示されたフォルダ選択ダイアログで、アップロードするフォルダを選択します。
- フォルダ内のファイルとフォルダ構成がアップロードされます。進み具合が表示されるので、完了まで待ちます。
- 一覧にフォルダとファイルが反映されます。
画面上部の「フォルダのアップロード」アイコン
⚠️ ゴミ箱の中にはアップロードできません。
⚠️ 同じ名前のフォルダがあるときに「上書き保存」を選ぶと、既にあるフォルダの中身は削除され、アップロードしたフォルダの中身に置き換わります。削除された中身はゴミ箱に入りません。
4-5. リンクを追加・変更する
- リンクを置くフォルダを開きます。
- 画面上部の「リンクの追加」アイコンをクリックします。
- 「リンク名」に表示名を入力します。
- 「URL」にリンク先を入力します。
- 「保存」をクリックします。
- 一覧にリンクが追加されます。
💡 「リンク名」と「URL」のどちらかが空のときは、「保存」を押しても登録されません。
画面上部の「リンクの追加」アイコン
💡 一覧のリンクをダブルクリックすると、リンク先が開きます。
リンクを変更する
- 対象のリンクを右クリックしてメニューを開きます。
- 「リンクの変更」をクリックします。
- 「リンク名」と「URL」を必要に応じて修正します。
- 「保存」をクリックします。
リンクを右クリックしたときのメニュー。「リンクの変更」で名前とURLを直せる
⚠️ 「リンクの変更」は、リンクを右クリックしたときのメニューにだけ表示されます。
4-6. 名前を変更する
- 変更したいフォルダまたはファイルを右クリックします。
- メニューの「名前の変更」をクリックします(選んだ状態で画面上部の「名前の変更」アイコンをクリックしても開けます)。
- 「フォルダ名」または「ファイル名」を入力します。
- 「保存」をクリックします。
- 名前が一覧に反映されます。
フォルダを右クリックしたときのメニュー。「名前の変更」で名前を変えられる
画面上部の「名前の変更」アイコン
⚠️ 同じ階層に同じ種類で同名のファイル・フォルダがある場合は変更できません(「同名のファイルが存在します。移動できません。」などと表示されます)。
4-7. 詳細欄を編集する
- 一覧の「詳細」欄に表示されている鉛筆アイコンをクリックします。
- 「詳細編集」画面が開いたら、内容を入力または修正します。
- 「保存」をクリックします。
- 詳細欄の内容が一覧に反映されます。
⚠️ 鉛筆アイコンは、レコードの編集権限がある場合にのみ表示されます。
4-8. ファイルをプレビューする
- 一覧でプレビューしたいファイルをダブルクリックします。
- プレビュー画面が開いたら、ファイルを確認します。
- プレビュー画面下部の「ダウンロード」をクリックすると、ファイルをダウンロードできます。
- 複数のファイルがある場合は「前へ」「次へ」で切り替えます。
💡 プレビューできるのは、画像・動画・音声・PDF です。
💡 ファイルを右クリックして「ダウンロード」を選んでも、ダウンロードできます。
⚠️ プレビューできないファイルは自動的にダウンロードされます。
4-9. ファイルやフォルダを移動する
- 移動したいファイル・フォルダ・リンクを、ドラッグします。
- 移動先のフォルダ(右側の一覧のフォルダ、または左側のツリーのフォルダ)にドロップします。
⚠️ 移動先に同じ名前のファイル・フォルダがあると、「上書き保存」「別名で保存」を選ぶ画面が出ます。「上書き保存」を選ぶと、移動先にあった同名のファイル・フォルダは削除されます(ゴミ箱には入りません)。
⚠️ ゴミ箱の中のアイテムはドラッグできません。ゴミ箱から出すときは「元に戻す」(4-11)を使います。
4-10. 削除してゴミ箱へ移動する
- 削除したいファイル・フォルダを選択します。
- 右クリックしてメニューを開きます。
- 「削除」をクリックします(選んだ状態で画面上部のゴミ箱アイコンをクリックしても削除できます)。
- 「削除します。よろしいですか?」と表示されたら「削除」をクリックします。
- 選択したアイテムがゴミ箱に移動します。
ファイルを右クリックしたときのメニュー。「削除」でゴミ箱へ移動する
💡 削除すると、「ゴミ箱」フィールドにチェックが付き、アイテムはゴミ箱に移動します。フォルダを削除すると、中のファイルやフォルダも一緒にゴミ箱へ移動します。
4-11. ゴミ箱から戻す
- 画面左側の「ゴミ箱」をクリックします。
- ゴミ箱の中の戻したいアイテムを選択します。
- 右クリックしてメニューを開きます。
- 「元に戻す」をクリックします。
- 「戻すフォルダを選択してください」画面で戻す場所を選択します。
- 「確定」をクリックします。
- アイテムが選択した場所に戻ります。
ゴミ箱の中のアイテムを右クリックしたときのメニュー。「元に戻す」で元のフォルダなどへ戻す
⚠️ 戻す場所に同名のアイテムが存在する場合は移動できません。
⚠️ ゴミ箱の中のアイテムを右クリックして「削除」を選ぶと、そのアイテムは完全に削除されます(「完全に削除します。よろしいですか?」と確認が出ます)。
4-12. ゴミ箱を空にする
- 画面左側の「ゴミ箱」を右クリックします。
- 「ゴミ箱を空にする」をクリックします(「ゴミ箱」を選んだ状態で、画面上部のゴミ箱アイコンをクリックしても同じです)。
- 「ゴミ箱の中身を完全に削除します。よろしいですか?」と表示されたら「削除」をクリックします。
- ゴミ箱内のアイテムが完全に削除されます。
「ゴミ箱」を右クリックしたときのメニュー
⚠️ 完全に削除すると復元できません。
4-13. 検索する
- 画面上部の「検索」アイコンをクリックします。
- 検索欄にキーワードを入力します。
- Enter キーを押します。
- 検索結果から目的のアイテムをクリックすると、その場所が開きます。
画面上部の「検索」アイコン
💡 検索の対象は、ファイル・フォルダ・リンクの名前です。
💡 スペース区切りで複数キーワードを指定すると、すべてを含む項目が検索されます。
4-14. リンクをコピーする
- 対象のファイルまたはフォルダを選択します。
- 右クリックしてメニューを開きます(選んだ状態で画面上部の「リンクのコピー」アイコンをクリックしても同じです)。
- 「リンクのコピー」をクリックします。
- 「クリップボードにコピーしました」と表示され、URL がコピーされます。
画面上部の「リンクのコピー」アイコン
💡 コピーした URL を開くと、ファイル管理の画面で、そのファイルやフォルダの場所が開きます。
4-15. プロパティを見る
- 対象のファイルまたはフォルダを選択します。
- 右クリックしてメニューを開きます(選んだ状態で画面上部の「プロパティ」アイコンをクリックしても同じです)。
- 「プロパティ」をクリックします。
- 表示された「プロパティ」画面で詳細情報を確認します。
画面上部の「プロパティ」アイコン
💡 プロパティ画面の「一般情報」では、名前・コンテントタイプ(ファイルのみ)・サイズ・更新日時・更新者が確認できます。
4-16. 並び替えと表示の切り替え
- 一覧の列見出し「名前」「更新日時」「種類」「サイズ」をクリックして並び替えを切り替えます。
- 一覧の右上の表示切り替えアイコンをクリックして、リスト表示とアイコン表示を切り替えます。
- 「A−」「A+」で、一覧の文字の大きさを5段階で変えられます。
一覧の右上。文字の大きさ(A−/A+)、アプリ内のファイルの合計サイズ、表示切り替えのアイコン
💡 リスト表示では、列見出しの境目をドラッグして列の幅を変えられます。
💡 ファイルやフォルダを右クリックして「レコードを開く」を選ぶと、そのアイテムの kintone のレコード詳細画面が別のタブで開きます。
4-17. 使い方の例(部署の共有フォルダを作る)
総務部の書類を、フォルダに分けて共有する例です。
- ファイル管理の画面にした一覧を開き、左側のツリーで「アプリ」を選びます。
- 「新規フォルダ作成」で「総務部」フォルダを作ります。
- 「総務部」を開き、同じように「規程」「申請書」のフォルダを作ります。
- 「規程」フォルダを開き、パソコンの規程ファイル(PDF)を画面にドラッグ&ドロップしてアップロードします。
- 「申請書」フォルダを開き、「リンクの追加」で、申請に使う kintone アプリの URL を「交通費申請」などの名前で登録します。
- 「規程」フォルダを右クリックして「リンクのコピー」を選び、コピーした URL を社内の連絡で共有します。受け取った人が URL を開くと、ファイル管理の画面で「規程」フォルダが開きます。
- 古くなった規程は、右クリックの「削除」でゴミ箱へ移します。誤って消したときは、「ゴミ箱」から「元に戻す」で戻せます。
制限事項・注意点
- 「一覧」で選んだ1つの一覧だけが、ファイル管理の画面になります。
- ゴミ箱の中には「ファイルのアップロード」「フォルダのアップロード」ができません。ゴミ箱の中のアイテムはドラッグで移動できません。
- 同じ階層に同じ種類で同名のフォルダ・ファイルがあると、作成や名前の変更ができません。
- 同名のファイル・フォルダをアップロード・移動した場合は、「上書き保存」または「別名で保存」を選びます。
- プレビューできるのは、画像・動画・音声・PDF です。それ以外のファイルは、開くと自動でダウンロードされます。
- 「フィールドを一括追加する」は、同じフィールドコードがアプリに1つでもあると追加できません(メッセージは出ません)。
- モバイル版でできる操作は一部です(2-2 を参照)。
⚠️ 次の操作は元に戻せません。
・ゴミ箱の中のアイテムを「削除」する/「ゴミ箱を空にする」(完全に削除されます)
・アップロードや移動で「上書き保存」を選ぶ(上書きされた側のファイル・フォルダの中身は削除され、ゴミ箱に入りません)
⚠️ フォルダ構成は「フォルダーID」フィールドの値で決まります。ファイル管理の画面にしていないほかの一覧や、CSV 読み込みで「フォルダーID」「タイプ」「ゴミ箱」を書き換えると、フォルダの中身が見えなくなることがあります。これらのフィールドは、プラグインの画面からだけ変更してください。
困ったときは
6-1. 表示されるメッセージと対処
| メッセージ | 出る場面 | 対処 |
|---|---|---|
| プラグインの設定が完了していません | アプリの画面を開いたとき | プラグインの設定で「一覧」とフィールドを選び、「設定保存」→「アプリを更新」してください(3-2・3-3)。 |
| ファイル一覧の取得に失敗しました | ファイル管理の画面を開いたとき、操作のあとに一覧を読み込み直すとき | 時間をおいて開き直してください。続くときは、フィールドの紐付けと、一覧を閲覧する権限を確かめてください。 |
| 同名のファイルが存在します。上書きしますか?/同名のフォルダが存在します。上書きしますか? | アップロード・移動で、移動先に同じ名前があるとき | 置き換えるなら「上書き保存」、両方残すなら「別名で保存」を選びます(4-3・4-9)。 |
| 同名のフォルダが存在します。移動できません。/同名のファイルが存在します。移動できません。 | 新規フォルダ作成・名前の変更・ゴミ箱から戻すときに、同じ階層に同じ名前があるとき | 別の名前にするか、別の場所を選んでください。 |
| ゴミ箱内にはアップロードできません | ゴミ箱を開いた状態でアップロードしたとき | アップロード先のフォルダを開いてから操作してください。 |
| 削除します。よろしいですか? | ゴミ箱の外で削除したとき | 「削除」でゴミ箱へ移動します。やめるときは「いいえ」。 |
| 完全に削除します。よろしいですか?/ゴミ箱の中身を完全に削除します。よろしいですか? | ゴミ箱の中で削除したとき/ゴミ箱を空にするとき | 元に戻せません。残すものがないか確かめてから「削除」を押してください。 |
| 削除権限がありません | 削除しようとしたとき | アプリの管理者に、レコードの削除権限を付けてもらってください。 |
| アップロードに失敗しました(レコード作成権限がありません) | アップロード・フォルダ作成・リンク追加で、レコードを作れなかったとき | レコードの追加権限を確かめてください。権限があるのに出るときは、フィールドの紐付けと、ファイルの容量を確かめてください。 |
| 編集に失敗しました(レコード編集権限がありません) | 名前の変更・移動・詳細の編集などで、レコードを更新できなかったとき | レコードの編集権限を確かめてください。 |
| 削除に失敗しました(レコード削除権限がありません) | 完全に削除するときに、レコードを削除できなかったとき | レコードの削除権限を確かめてください。 |
| 更新処理に失敗しました | 「フィールドを一括追加する」のあと、アプリの自動更新に失敗したとき | アプリの設定画面で「アプリを更新」を押し、エラーの内容を確かめてください。 |
| クリップボードにコピーしました | 「リンクのコピー」をしたとき | コピーした URL を貼り付けて共有できます。 |
6-2. うまく動かないときの確認ポイント
- プラグインが、アプリの「プラグイン」に追加され、有効になっているか
- プラグインの設定を保存したあと、「アプリを更新」したか
- 開いているのが、プラグインの設定の「一覧」で選んだ一覧か
- 8つのフィールドがすべて紐付いているか。「タイプ」の選択肢が folder, file, link、「ゴミ箱」の選択肢が trash になっているか
- 操作のアイコンやメニューが出ないときは、そのユーザーにレコードの追加・編集・削除の権限があるか(2-3)
- モバイル版で見当たらない操作は、パソコン版でしか使えないものではないか(2-2)
6-3. よくある質問
Q. ほかの一覧が、ファイル管理の画面にならないのはなぜですか?
ファイル管理の画面になるのは、プラグインの設定の「一覧」で選んだ1つの一覧だけです。ほかの一覧は、kintone の通常の一覧のまま表示されます。
Q. 削除したファイルはどこに行きますか?
ゴミ箱の外で削除したものは「ゴミ箱」に移ります。左側のツリーの「ゴミ箱」から「元に戻す」で、戻すフォルダを選んで戻せます(4-11)。ゴミ箱の中で削除したり、「ゴミ箱を空にする」を使ったりすると、完全に削除されて戻せません。
Q. 「フィールドを一括追加する」を押しても何も起きません。
アプリに、追加するフィールドと同じフィールドコード(name・type・folder_id・file・link・thumbnail・detail・trash)が既にあると、追加されません。既にあるフィールドを使うときは、3-3 の手順で1つずつ紐付けてください。
Q. ファイルを開くとダウンロードされてしまいます。
プレビューできるのは、画像・動画・音声・PDF だけです。Excel や Word などのファイルは、開くとダウンロードされます。
Q. 特定のフォルダの場所を、ほかの人に伝えるには?
フォルダやファイルを右クリックして「リンクのコピー」を選ぶと、その場所を開く URL がコピーされます(4-14)。