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マニュアル›ノーコードカスタムプラグイン

ノーコードカスタムプラグイン マニュアル

このプラグインでできること

ノーコードカスタムプラグインは、kintone の処理をプログラムを書かずに作れるプラグインです。
設定画面で「ノード」と呼ぶブロックを並べてつなぐだけで、レコードの集計や別アプリへの書き込みができます。
画面にボタンを置いたり、条件に応じてフィールドを非表示にしたりもできます。
作った設定はアプリごとに保存され、PC とモバイルの両方で動作します。

ノーコードカスタムプラグインの紹介ページを見る

1-1. 主な機能

  • データの取得と加工:このアプリや他のアプリからレコードを取得し、絞り込み・結合・集計・並べ替えができます
  • レコードの書き込み:別のアプリへレコードをまとめて追加・更新・削除できます。プロセス管理のステータスも進められます
  • 画面へのボタン設置:一覧画面・詳細画面・追加画面・編集画面にボタンを置き、押したときに処理を実行できます
  • 画面の制御:条件に応じて、フィールドの非表示・入力不可・必須、色、メッセージ、値の設定、一覧の行の色を切り替えられます
  • 入力チェック:保存する前に値を確かめ、条件に合わなければ保存を止められます
  • 通知とファイル出力:処理結果をメッセージで表示したり、CSV ファイルとして出力したりできます
  • AI アシスタント:やりたいことを日本語で入力すると、フローの下書きを自動で作成します

1-2. こんな場面で使えます

  • 一覧画面に「CSV出力」ボタンを置き、マスタアプリの名称や単価を突き合わせた CSV を出力する(4-6 で手順を通しで説明しています)
  • 詳細画面のボタンで、明細を集計した結果を別アプリにレコードとして登録する
  • 「区分」が「その他」のときだけ「備考」を必須にする、金額が上限を超えたら保存を止める

1-3. このマニュアルで使う言葉

言葉意味
フロー1 つのまとまった処理です。「いつ動くか(トリガー)」と「何をするか(ノード)」の組み合わせで作ります
ノードフロー編集画面の左のパレットに並んでいるブロックです。1 つのノードが 1 つの処理をします
トリガーフローが動き出すきっかけです。「トリガー」ノードで決めます
行・データノードからノードへ渡されるデータです。レコード 1 件が 1 行になります
前のデータ前のノードから渡ってきた行の、列(フィールド)の値です

動作環境・前提条件

2-1. 必要な権限

設定する人

項目必要な権限
プラグインの設定画面を開く・保存するアプリ管理権限
実行ログの「専用アプリを作成」kintone でアプリを作成できる権限
システム管理権限不要です

使う人(フローが動くときの利用者)

項目必要な権限
レコードを取得するアプリそのアプリ・レコードの閲覧権限
レコードを追加・更新・削除するアプリそのアプリのレコードの追加・編集・削除の権限
ステータスを進めるアプリそのアクションを実行できる権限
実行ログを記録するアプリログを記録するアプリへのレコード追加権限

💡 プラグインの設定画面は、アプリ管理権限を持つ方だけが開けます。

⚠️ フローは、画面を操作している利用者の権限で動きます。他のアプリのレコードを取得・更新する処理を作る場合は、そのアプリに対するアクセス権が利用者本人に必要です。権限がないときの動き(エラーで止めるか、スキップするか)は「設定」タブで選べます(3-15 を参照)。

💡 実行ログを記録するアプリに追加権限がない利用者のときは、ログが残らないだけで、処理そのものは止まりません。

2-2. 事前に準備するもの

作りたい処理によって、事前の準備が必要な場合があります。

作りたい処理事前に必要なもの
別アプリへのレコードの追加・更新書き込み先アプリと、書き込み先のフィールド
キーで一致するレコードを更新・追加(レコード追加更新)書き込み先アプリに、キーにするフィールド(重複禁止にしたフィールド)
追加画面・編集画面へのボタン設置(詳細画面でスペースに置く場合も)フォームに「スペース」を配置し、要素 ID を設定しておく
ラベル・スペース・罫線の非表示フォームで、その部品に要素 ID を設定しておく
特定のフィールドの値が変わったときの処理対象フィールド(指定できる型は 3-6-3 を参照)
ステータスを進める処理対象アプリでプロセス管理を有効にしておく
AI アシスタントの利用OpenAI または Claude の API キー
実行ログの記録ログを記録するアプリ(プラグインから自動作成できます)

⚠️ 「スペース」の要素 ID は、kintone の「アプリの設定」→「フォーム」で、スペースを配置してから設定します。要素 ID が設定されていないスペースは、ボタンの配置先として選べません。

2-3. PC 版・モバイル版の対応

フローは PC 版とモバイル版の両方で動作します。トリガーの 10 種類は、どれもモバイル版でも動きます。
ただし、次の点が PC 版と異なります。

項目モバイル版での動き
ボタンの置き場所一覧画面・詳細画面は「ヘッダーの下」、追加画面・編集画面は「スペース要素」に置けます(詳細画面はスペース要素も選べます)
画面制御「一覧の行の色を変える」モバイル版では動きません
画面制御「非表示にする」の罫線モバイル版では切り替えられません(フィールド・ラベル・スペースは切り替えられます)
プラグインの設定画面PC 版の kintone で開きます

💡 「処理件数の上限」は PC 版・モバイル版で共通です。

設定手順

3-1. 設定画面を開く

  1. 対象のアプリで「アプリの設定」を開きます。
  2. 「プラグイン」をクリックします。
  3. 一覧から「ノーコードカスタムプラグイン」の歯車アイコンをクリックします。

プラグインの設定画面が開きます。

3-2. 設定画面の全体構成

設定画面は、上部のヘッダーと 3 つのタブで構成されています。

設定画面のヘッダーと 3 つのタブ

設定画面のヘッダーと 3 つのタブ

ヘッダーの表示内容

表示意味
「○○KB / 256KB」のバー設定として保存できるデータ量の使用状況です。70% 以上で黄色、90% 以上で赤に変わります
「未保存」/「保存済み」変更内容が保存されているかを示します
「エラー ○」設定に問題があるときに表示されます。この表示があると保存できません
「保存」変更内容を保存し、アプリに反映します(3-16 を参照)

3 つのタブ

タブ名内容
「フロー」処理(フロー)の一覧です。ここから作成・編集します
「設定」AI アシスタントや実行ログなど、アプリ全体の共通設定です(3-15 を参照)
「エクスポート/インポート」設定内容の書き出しと読み込みです(3-17 を参照)

⚠️ 「保存」を押すまで、変更内容はアプリに反映されません。保存せずに画面を閉じようとすると、ブラウザから確認メッセージが表示されます。

3-3. 「フロー」タブでフローを管理する

3-3-1. フローを作成する

  1. 設定画面の「フロー」タブを開きます。
  2. 画面右上の「フローを作成」をクリックします。

「新しいフロー」という名前のフローが作成され、フロー編集画面が自動的に開きます。

フローが 1 つもないときの「フロー」タブ

フローが 1 つもないときの「フロー」タブ

💡 フローがまだ 1 つもない場合は、「フローがまだありません」と表示されます。

3-3-2. フローの名前を変更する

  1. 「フロー」タブで、対象のフローカードにある名前の欄をクリックします。
  2. 新しい名前を入力します。

フローカードの名前の欄で名前を変更する

フローカードの名前の欄で名前を変更する

3-3-3. フローを有効・無効にする

  1. 「フロー」タブで、対象のフローカード右上のスイッチをクリックします。

スイッチがオフのフローは実行されません。カードは薄い表示に変わります。

スイッチをオフにしたフローカード

スイッチをオフにしたフローカード

💡 一時的に処理を止めたいときは、削除せずに無効にすると、設定を残したまま停止できます。

3-3-4. フローを複製する

  1. 「フロー」タブで、対象のフローカードにある「複製」アイコンをクリックします。

同じ内容のフローが「(コピー)」付きの名前で追加されます。

3-3-5. フローを削除する

  1. 「フロー」タブで、対象のフローカードにある「削除」アイコンをクリックします。
  2. 表示された確認画面で「削除する」をクリックします。

フローの削除の確認画面

フローの削除の確認画面

⚠️ 削除したフローは、保存すると元に戻せません。念のため、削除前に「エクスポート/インポート」タブで設定を書き出しておくことをおすすめします。

3-3-6. フローを編集する

  1. 「フロー」タブで、対象のフローカードにある「編集」をクリックします。

フロー編集画面が全画面で開きます。

💡 フローカードには、ノードの数と、設定に問題があるときの「エラー ○」「注意 ○」が表示されます。「エラー」は保存を止める問題、「注意」は保存はできるものの設定どおりに動かない組み合わせです。表示をクリックすると、そのフローの編集画面が開きます。マウスを重ねると内容が表示されます。

3-4. フロー編集画面の見かた

フロー編集画面は、上部のツールバー、左のパレット、中央のキャンバスで構成されています。

フロー編集画面。左がパレット、中央がキャンバス

フロー編集画面。左がパレット、中央がキャンバス

上部ツールバー

項目内容
フロー名の入力欄フローの名前を変更できます
「有効」このフローを実行するかどうかを切り替えます
「AIアシスタント」AI にフローの作成を依頼するパネルを開きます(3-14 を参照)
「閉じる」フロー編集画面を閉じます。変更内容は残りますが、まだ保存はされていません
「保存」設定をアプリに保存し、反映します(ヘッダーの「保存」と同じです)

左のパレット

配置できるノードが、種類ごとに分かれて並んでいます。

分類内容並んでいるノード
「入力」処理のきっかけと、扱うデータの取り出しトリガー、レコード取得、固定値
「変換」取り出したデータの加工結合、集計、絞り込み、並べ替え、列の追加、列の選択、列名の変更、重複削除、サブテーブル展開、サブテーブル集約、縦横変換、横縦変換、結合(縦)
「制御」処理の分岐・中断、ボタンや画面の制御ボタン配置、画面制御、条件分岐、変数代入、処理中断、エラー処理、確認ダイアログ、中継
「出力」レコードの書き込み、画面への通知、ファイル出力値をセット、レコード追加、レコード更新、レコード追加更新、レコード削除、自レコード更新、ステータス更新、CSV出力、通知表示、画面をリロード
「拡張」JavaScript の実行JavaScript実行

中央のキャンバス

ノードを配置する作業エリアです。画面下部には操作のヒントが表示されます。

3-5. ノードを配置する・つなぐ・外す

3-5-1. ノードを配置する

  1. フロー編集画面の左パレットから、配置したいノードをドラッグします。
  2. キャンバス上の置きたい位置でマウスを離します。

離した位置にノードが配置されます。ドラッグ中は、置かれる場所が点線の枠で表示されます。

パレットからドラッグしているところ。置かれる場所が点線の枠で表示される

パレットからドラッグしているところ。置かれる場所が点線の枠で表示される

⚠️ パレットのノードはクリックしても配置されません。必ずドラッグ&ドロップで配置してください。

💡 置こうとした場所に別のノードがある場合は、いちばん近い空いている場所に配置されます。

3-5-2. ノードをつなぐ

ノード同士を隣り合わせに置くと、自動的につながります。線を引く操作は不要です。

  • ノードの右隣に置くと、左から右へデータが流れます
  • ノードの真下に置くと、上から下へデータが流れます

右隣と真下に置いたノードがつながった状態

右隣と真下に置いたノードがつながった状態

出口や入口が 2 つあるノードは、置く向きで使い分けます。

ノード右隣へ流れるデータ真下へ流れるデータ
条件分岐条件に一致した行(〇)一致しなかった行(✕)
エラー処理通常の出力エラーの情報(✕)
ノード左隣から入るデータ真上から入るデータ
結合「左」(メイン側)「右」(結合相手側)
結合(縦)「入力1」「入力2」

💡 つながったノードは、片方をドラッグすると一緒に移動します。処理のまとまりごとに動かせます。

💡 動かした先に別のノードがあると、移動は取り消されて元の位置に戻ります。

⚠️ 別々の処理として動かしたいときは、ノードを 1 マス以上離して配置してください。隣り合っていると自動でつながってしまいます。

💡 「トリガー」「固定値」は入口がないため、左や上からはつながりません。「処理中断」「CSV出力」は出口がないため、右や下へはつながりません。

3-5-3. ノードのつながりを外す

  1. キャンバス上で、外したいノードを右クリックします。
  2. 表示されたメニューから「切り離す(接続を解除)」をクリックします。

ノードが他のノードから離れた位置に移動し、つながりが解除されます。

右クリックのメニュー

右クリックのメニュー

3-5-4. ノードを削除する

  1. キャンバス上で、削除したいノードを右クリックします。
  2. 表示されたメニューから「削除」をクリックします。

選択中のノードは、画面下部の設定パネルにある「このノードを削除」からも削除できます。

3-5-5. ノードの設定を開く

  1. キャンバス上で、設定したいノードをクリックします。

画面下部に設定パネルが開きます。パネルには「設定」タブが表示されます。
そのノードか、その手前に「レコード取得」「固定値」、または一覧画面以外のトリガーがある場合は「プレビュー」タブも表示されます(3-13 を参照)。

ノードをクリックすると、画面下部に設定パネルが開く

ノードをクリックすると、画面下部に設定パネルが開く

設定パネルの操作

項目内容
「設定」このノードの設定項目を表示します。左側の項目名をクリックすると、その項目へ移動します
「プレビュー」このノードが出力するデータを確認します(3-13 を参照)
「有効」このノードを実行するかどうかを切り替えます。オフにしたノードは、受け取ったデータをそのまま次へ渡します
「このノードを削除」このノードを削除します
「×」設定パネルを閉じます

💡 設定パネルの上端をドラッグすると、パネルの高さを変えられます。高さは次回も引き継がれます。

💡 設定どおりに動かない組み合わせのときは、設定パネルの先頭に注意書きが表示されます。

3-5-6. キャンバスを操作する

やりたいこと操作
表示位置を動かす何もない場所をドラッグします
拡大・縮小するマウスホイールを回します(30%〜250%)

画面右下に現在の拡大率が表示されます。

💡 表示位置は、いちばん左上より外側には移動できません。ノードは左上を基準に配置されるためです。

3-6. 起動のきっかけを決める(「トリガー」ノード)

フローは「トリガー」ノードから始まります。いつフローを動かすかをここで決めます。

3-6-1. トリガーを設定する

  1. フロー編集画面のキャンバスで、「トリガー」ノードをクリックします。
  2. 設定パネルの左側で「起動条件」を選択します。
  3. 「トリガー種別」で、フローを動かすタイミングを選択します。

「トリガー種別」の選択肢

「トリガー種別」の選択肢

💡 フローを新規作成すると、「トリガー」ノードが 1 つ最初から配置されています。初期値は「一覧画面を表示したとき」です。

💡 1 つのフローに「トリガー」ノードを複数置くこともできます。それぞれのトリガーから、つながっているノードだけが動きます。

⚠️ トリガーからたどれないノード(どこにもつながっていないノード)があると、保存できません。「画面制御」ノードだけは、トリガーにつながなくても構いません(3-10-2 を参照)。

3-6-2. 選べるトリガー種別

選択肢動作するタイミング
「一覧画面を表示したとき」レコード一覧を開いたとき
「詳細画面を表示したとき」レコードの詳細画面を開いたとき
「追加画面を表示したとき」レコードの追加画面を開いたとき
「編集画面を表示したとき」レコードの編集画面を開いたとき
「追加画面で値を変更したとき」追加画面で指定フィールドの値を変えたとき
「編集画面で値を変更したとき」編集画面で指定フィールドの値を変えたとき
「追加のレコード保存前」追加画面で保存ボタンを押した直後、保存される前
「編集のレコード保存前」編集画面で保存ボタンを押した直後、保存される前
「追加のレコード保存後」追加画面での保存が完了した後
「編集のレコード保存後」編集画面での保存が完了した後

💡 ボタンを押したときに処理を動かしたい場合は、画面を表示するトリガー(例:「一覧画面を表示したとき」)を選び、その後ろに「ボタン配置」ノードをつなぎます。詳しくは 3-10-1 を参照してください。

3-6-3. 値の変更をきっかけにする

「トリガー種別」で「追加画面で値を変更したとき」または「編集画面で値を変更したとき」を選ぶと、「対象フィールド(値が変わったら実行。指定可能な型のみ)」が表示されます。

  1. 「対象フィールド(値が変わったら実行。指定可能な型のみ)」で、フィールドを選択します。

複数のフィールドを選択できます。選んだいずれかのフィールドが変更されると、フローが動きます。

値の変更をきっかけにするときの「対象フィールド」

値の変更をきっかけにするときの「対象フィールド」

⚠️ 値の変更をきっかけにできるフィールドは、kintone の仕様で決まっています。一覧に表示されないフィールドは指定できません。指定できるのは、ラジオボタン・ドロップダウン・チェックボックス・複数選択・ユーザー選択・組織選択・グループ選択・日付・時刻・日時・文字列(1行)・数値・テーブルです。

⚠️ 対象フィールドを 1 つも選ばないと、エラー「値変更トリガーの対象フィールドが選択されていません」になり、保存できません。

3-6-4. 条件を満たすときだけ動かす

一覧画面のトリガー以外では、「発火条件」を設定できます。

  1. 設定パネルの左側で「発火条件」を選択します。
  2. 条件を設定します。条件の設定方法は 3-7-3 を参照してください。

開いているレコードの値が条件を満たすときだけ、フローが実行されます。条件を空欄にすると、常に実行されます。

「発火条件」の設定欄

「発火条件」の設定欄

3-7. 値と条件の指定のしかた

多くのノードで共通して使う、値の入力欄と条件の設定欄の使い方です。

3-7-1. 値の入力欄

値の入力欄では、左のボタンで値の種類を切り替えてから、右の欄に入力します。

種類入れかた
「固定値」決まった値を入力します。書き込み先が数値なら数値、日付ならカレンダーの入力欄になります
「前のデータ」前のノードから渡ってきた列(フィールド)を選びます。行ごとにその行の値が使われます
「変数」「変数代入」ノードで作った変数を選びます。先に「変数代入」ノードを置いておく必要があります
「計算式」式を書いて値を求めます(3-7-2 を参照)

💡 条件の比べる値・メッセージ・確認メッセージ・集計の対象など、一部の欄では「計算式」は選べません。

3-7-2. 計算式の書きかた

書きかた意味例
[フィールドコード]前のデータの、その列の値[数量] * [単価]
"文字"文字列"様"
$変数名「変数代入」ノードで作った変数$合計
+ - * / %足し算・引き算・掛け算・割り算・割り算の余り[金額] * 1.1
&文字をつなぐ[会社名] & " 御中"
= <> < > <= >=比較(等しい・等しくない・より小さい・より大きい・以下・以上)[数量] >= 10
TRUE FALSE NULL真・偽・空IF([完了], TRUE, FALSE)

使える関数は次のとおりです。

分類関数
条件IF(条件, 真のとき, 偽のとき)、AND(…)、OR(…)、NOT(値)、ISEMPTY(値)
数値SUM(…)、AVERAGE(…)、MAX(…)、MIN(…)、COUNT(…)、ROUND(値, 桁)、ROUNDUP(値, 桁)、ROUNDDOWN(値, 桁)、ABS(値)
文字CONCAT(…)、LEFT(文字, 文字数)、RIGHT(文字, 文字数)、MID(文字, 開始位置, 文字数)、LEN(文字)、TRIM(文字)、REPLACE(文字, 探す文字, 置き換える文字)、CONTAINS(文字, 探す文字)、UPPER(文字)、LOWER(文字)、SPLIT(文字, 区切り)、JOIN(リスト, 区切り)
日付TODAY()、NOW()、DATEADD(日付, 数, 単位)、DATEDIFF(日付1, 日付2, 単位)、YEAR(日付)、MONTH(日付)、DAY(日付)、FORMATDATE(日付, 書式)
変換TEXT(値)、NUMBER(値)
リストFIRST(リスト)、LAST(リスト)、INDEX(リスト, 番号)、LENGTH(値)
ログインユーザーLOGINUSER()(ログイン名)、LOGINUSERNAME()(表示名)

💡 DATEADD と DATEDIFF の単位は "day"(日)・"month"(月)・"year"(年)で、省略できません。DATEDIFF は「日付2 − 日付1」を返します。

💡 FORMATDATE の書式には YYYY(年)・MM(月)・DD(日)・HH(時)・mm(分)・ss(秒)を使えます。例:FORMATDATE(TODAY(), "YYYY年MM月DD日")

💡 MID の開始位置と INDEX の番号は 0 から数えます。

⚠️ 式の書きかたに誤りがあると、エラーになり保存できません。

3-7-3. 条件の設定のしかた

条件の設定欄は、「発火条件」「絞り込み」「条件分岐」「画面制御」などで共通です。

  1. 「すべて満たす」(AND)か「いずれか満たす」(OR)を選びます。
  2. 「+ 条件」をクリックして、条件の行を追加します。
  3. 左の欄でフィールドを選び、中央で比べ方を選び、右の欄に比べる値を入れます。

「+ グループ」をクリックすると、条件をまとめたグループを入れ子にできます(例:「A かつ(B または C)」)。行を消すときは右の「×」をクリックします。

比べ方使えるフィールド
「と等しい」「と等しくない」すべて
「より大きい」「以上」「より小さい」「以下」数値・日付・日時・時刻など
「を含む」「を含まない」「のいずれかと等しい」「のいずれとも等しくない」文字列など
「が空」「が空でない」すべて(比べる値は入力しません)

💡 フィールドの種類に合わない比べ方は、選択肢に表示されません。

💡 「レコード取得」の絞り込みでは、チェックボックス・複数選択・ユーザー選択などの比べ方が「が選ばれている」「が選ばれていない」「のいずれかが選ばれている」「のどれも選ばれていない」と表示されます。

3-8. 入力ノードの設定

3-8-1. レコード取得

アプリからレコードを取得して、次のノードへ渡します。

設定項目内容
取得元アプリ「このアプリ」か「アプリを選択」を選びます。「アプリを選択」では一覧からアプリを選びます
取得件数上限(空/0で全件)取得する最大件数です。空欄か 0 なら、条件に合うレコードをすべて取得します
実行モード「1回だけ取得」:1 回取得します。
「上流の行ごとに取得」:前のノードから渡ってきた行ごとに取得し、結果をその行の「$related」列にまとめて入れます
絞り込み条件取得元アプリのフィールドで条件を指定します(3-7-3 を参照)。右の値に「前のデータ」を選ぶと、前のノードのデータ(詳細画面などでは開いているレコード)の値と比べられます
取得フィールド取得する項目にチェックを付けます。未選択なら全項目を取得します。ドラッグで並び順を変えられます。「列名を変更(任意)」に入力すると、その列名で次のノードへ渡します

💡 取得元アプリを別のアプリに変えると、取得フィールドと絞り込み条件はクリアされます。

💡 テーブル内のフィールドを条件にすると、テーブルのどれか 1 行でも条件に合うレコードを取得します。

💡 「列名を変更」は「1回だけ取得」のときに使われます。

⚠️ 一覧画面のボタンで動かすときも、一覧で絞り込んでいる条件は使われません。対象を絞るときは、このノードの「絞り込み条件」で指定してください。

3-8-2. 固定値

決まった行のデータを出力します。Excel のように、1 行目に列名、その下に値を入力します。

  • 列を追加するときは見出しの右の「+」、行を追加するときは行の右の「+」をクリックします
  • 列名が空の列には、値を入力できません

3-9. 変換ノードの設定

取り出したデータを加工するノードです。

ノードできること主な設定項目
結合2 つのデータを、キーの列が等しい行どうしで横につなぎます結合タイプ(内部結合・左外部結合・右外部結合・完全外部結合)、結合キー(左の列 = 右の列)、列名が衝突したとき(右側に接頭辞を付ける・両方に接頭辞を付ける・左を優先)、複数一致したとき(すべて出力・最初の1件だけ)
集計グループごとに合計などを求めますグループ化キー(空欄なら全体を 1 件に集計)、集計項目(出力する列名・集計方法・対象フィールド)。集計方法は合計・平均・件数・種類数・最大・最小・先頭・末尾・連結・リスト
絞り込み条件に合う行だけを残します絞り込み条件
並べ替え指定した列の順に並べ替えます並べ替えキー(フィールド、昇順・降順)。複数指定できます
列の追加計算した値の列を追加します列名、値(3-7-1 を参照)
列の選択列を絞りますモード(選んだ列だけ残す・選んだ列を除外)、対象の列
列名の変更列の名前を変えます変更前の列、新しい列名
重複削除同じ内容の行を 1 つにします重複を判定するキー(未指定なら全列で判定)、残す行(先頭・末尾)
サブテーブル展開テーブルの各行を、1 行ずつのデータに展開します展開するサブテーブル、親レコードの列も残す、子列の接頭辞、行IDを入れる列名、サブテーブルが空のとき(行を捨てる・親だけ残す)
サブテーブル集約行をまとめて、テーブルの形にしますグループ化キー、作成するサブテーブルの列名、サブテーブルに入れる列
縦横変換縦に並んだ値を横の列に広げます(例:担当・月・売上 → 担当・1月・2月…)行キー、列に展開するフィールド、値のフィールド、同じマスが複数あるときの集計方法、列名の接頭辞
横縦変換横に並んだ列を縦の行に畳みます(縦横変換の逆)そのまま残す列、縦に展開する列、項目名を入れる列名、値を入れる列名
結合(縦)2 つのデータを縦につなぎます連結方法(列名で合わせる・位置で合わせる)、重複行を除外する

💡 「結合」は、左隣から入るデータが「左」(メイン側)、真上から入るデータが「右」(結合相手側)です。列名が同じ列は、初期設定では右側に「R_」が付きます(「両方に接頭辞を付ける」では左に「L_」、右に「R_」)。

⚠️ 「結合」は結合キー、「集計」は集計項目、「サブテーブル展開」は展開するサブテーブルを設定しないと、保存できません。

3-10. 制御ノードの設定

3-10-1. ボタン配置

画面にボタンを置き、クリックされたら、このノードの後ろ(「クリック時」)につないだノードを実行します。
「画面を表示したとき」のトリガーの後ろにつなぎます。つないだトリガーの画面によって、置ける場所が変わります。

「ボタン配置」ノードの設定パネル(一覧画面のトリガーにつないだ場合)

「ボタン配置」ノードの設定パネル(一覧画面のトリガーにつないだ場合)

ボタンの配置

画面設定項目と選択肢
一覧画面表示する一覧(全ての一覧で表示、または一覧を 1 つ)/PC での配置(メニューの右・メニューの下・配置しない)/モバイルでの配置(ヘッダーの下・配置しない)
詳細画面PC での配置(メニューの上・スペース要素・配置しない)/モバイルでの配置(ヘッダーの下・スペース要素・配置しない)/スペース要素を選んだときは、配置するスペースフィールド
追加画面・編集画面PCに配置・モバイルに配置(オン/オフ)/配置するスペースフィールド(必須)

ボタンのデザイン

ラベル(ボタンの文言)、背景色、文字色、角丸(px)、文字サイズ(px)、枠線(線の太さ・枠線の色)、高さ(px)、幅(px)、内側の余白、外側の余白を設定できます。右の「ライブプレビュー」で見た目を確かめられます。

⚠️ ラベルが空だと、保存できません。

⚠️ 追加画面・編集画面は、スペース要素にしかボタンを置けません。「配置するスペースフィールド」を選ばないと保存できません。

⚠️ 処理(書き込み・通知など)は、必ず「ボタン配置」の後ろにつないでください。「ボタン配置」より手前に置いたノードは、画面を表示しただけで実行されます(設定パネルに注意書きが出ます)。

💡 ボタンを押したときは、ボタンより後ろのノードだけが実行されます。詳細画面・追加画面・編集画面では、押した時点の画面の値が渡されます。一覧画面では渡すデータがないため、後ろに「レコード取得」を置きます。

3-10-2. 画面制御

条件に応じて、フィールドの表示・入力・見た目などを切り替えます。条件が外れると元に戻せます。

制御の種類内容対象
入力不可にする入力できなくしますフィールド(複数可)。テーブルも選べます
必須にする入力を必須にしますフィールド(複数可)。テーブルは 1 行以上の入力が必須になります
非表示にする表示しないようにしますフィールド・テーブル内のフィールド(列ごと)・ラベル・スペース・罫線(複数可)
スタイルを変える背景色と文字色を変えますフィールド(複数可。テーブル内のフィールドは不可)
メッセージを表示メッセージを出します(レベル:情報・警告・エラー)フィールド 1 つ。空なら画面の上に表示
値を設定する値を入れます(3-7-1 を参照)フィールド 1 つ。テーブル内のフィールドは全行に入ります
一覧の行の色を変える条件に合うレコードの行に背景色を付けます(対象の指定はありません)
設定項目内容
条件満たすときだけ適用します。空なら常に適用します(3-7-3 を参照)
条件が外れたら自動で元に戻すオンなら、条件に合わなくなったときに元に戻します(初期値:オン)

動くタイミング

  • 画面を開いたときに条件を判定し、追加画面・編集画面では、条件に使ったフィールドの値を変えるたびに判定し直します。フローの実行順序とは関係なく動きます
  • 動く画面は、同じフローの「トリガー」ノードの種類で決まります(一覧画面は除きます)。トリガーが一覧画面だけ、またはトリガーにつないでいない場合は、追加画面・編集画面・詳細画面で動きます
  • 「一覧の行の色を変える」だけは、トリガーの種類に関係なく、一覧画面を開いたときに動きます
  • 手前に「条件分岐」「絞り込み」などがあると、その条件もあわせて判定します

⚠️ 入力欄のないフィールド(計算・レコード番号・作成者など)は、「入力不可にする」「必須にする」「値を設定する」の対象にできません。添付ファイルとテーブルそのものには、値を設定できません。

⚠️ 計算・文字列(複数行)・リッチエディター・リンク・添付ファイルのフィールドや、ルックアップなどで自動で入った値は、変わっても判定し直しません(画面を開いたときの値で判定します)。

⚠️ 追加画面・編集画面では、「スタイルを変える」の色は付きません。「メッセージを表示」はフィールドの横ではなく画面の上に表示されます。「必須にする」はフィールド名の横に「*」は付きませんが、未入力のまま保存しようとすると「この項目は必須です。」と表示して保存を止めます。

💡 ラベル・スペース・罫線は、フォームの設定で要素 ID を付けたものだけ選べます。

3-10-3. 条件分岐

条件で行を 2 つに振り分けます。右隣へ一致した行(〇)、真下へ一致しなかった行(✕)を流します。

設定項目内容
判定のしかた「1件ずつ判定して振り分ける」:行ごとに判定します(例:金額が 1 万以上の行だけ通知)。
「全体をまとめて判定する」:先頭の 1 件で判定し、合えば全件を一致側、合わなければ全件を不一致側へ流します
条件3-7-3 を参照

💡 条件分岐を続けて置くときは、間に「中継」ノードをはさんで間仕切りにします。

3-10-4. 変数代入

フローの中で使う変数を作ります。作った変数は、値の入力欄の「変数」で選べます。

設定項目内容
変数名変数の名前です
範囲「フロー全体」:フローで 1 つの値を持ちます。
「行ごと」:行ごとに値を計算し、その名前の列として追加します
値「フロー全体」では「式で指定」(先頭の行で計算)か「入力の全行を集計」(合計・件数・平均・最大・最小)を選べます
この時点の行集合を保存する変数名(任意)この時点のデータ全体を、変数として残します

3-10-5. 処理中断

ここで処理を止めます。

中断の種類動き
正常終了何も表示せずに処理を終えます
エラー処理を止めて、メッセージを表示します。保存前のトリガーでは、保存も止まります
保存キャンセル保存前のトリガーで、保存を止めてメッセージを表示します。「エラーを表示するフィールド(任意)」を選ぶと、そのフィールドにメッセージを表示します

💡 データが 1 件も流れてこないときは実行されません。「条件分岐」の一致側にだけつなぐと、「条件に合うときだけ保存を止める」入力チェックが作れます。

💡 テーブル内のフィールドには、エラーを表示できません。

3-10-6. エラー処理

パレットに表示されますが、現在のバージョンでは、つないだノードで起きたエラーを受け止めることはできません(5-7 を参照)。エラーが起きたときの動きは、「設定」タブの「エラー時の動作」で決めてください。

3-10-7. 確認ダイアログ

処理を続ける前に、確認のダイアログを表示します。

設定項目内容
確認メッセージダイアログに表示する文です(初期値:実行しますか?)
対象の件数を表示するオンなら「対象: ○ 件」を表示します(初期値:オン)
タイトル(任意)ダイアログの見出しです
実行ボタンの文言・キャンセルボタンの文言空欄なら「実行」「キャンセル」です
キャンセル時「処理を中断」か「空データで続行」を選びます

💡 データが 0 件でも表示されます。

3-10-8. 中継

受け取ったデータを、そのまま次のノードへ渡します。条件分岐を続けて置くときの間仕切りに使います。

3-11. 出力ノードの設定

3-11-1. 書き込みの設定(共通)

レコード追加・レコード更新・レコード追加更新・自レコード更新・値をセットでは、「フィールドマッピング」で書き込む値を決めます。

  1. 「+ マッピングを追加」をクリックします。
  2. 「書き込み先」でフィールドを選びます。
  3. 「値」に書き込む値を入れます(3-7-1 を参照)。

「値が空ならスキップ」をオンにすると、値が空の行ではそのフィールドを書き換えません。

💡 書き込み先に選べるのは、文字列(1行)・文字列(複数行)・リッチエディター・数値・チェックボックス・ラジオボタン・複数選択・ドロップダウン・日付・時刻・日時・リンク・ユーザー選択・組織選択・グループ選択・テーブルです。

一部失敗時(レコード追加・更新・追加更新・削除・ステータス更新)

選択肢動き
停止失敗したところで処理を止めます。それより前の分は書き込み済みです
続行失敗した分の理由を結果の列に残して、残りを続けます

3-11-2. 各ノードの設定項目

ノードできること主な設定項目
値をセット追加画面・編集画面の入力欄に値を入れます(保存はしません)画面にセットするフィールド
レコード追加行ごとにレコードを追加します書き込み先アプリ、フィールドマッピング、作成後に再取得する、一部失敗時
レコード更新行ごとにレコードを更新します更新先アプリ、対象の特定方法(レコードID・重複禁止フィールド)、レコード ID の式またはキーにするフィールドとキーの値、フィールドマッピング、リビジョン(チェックしない(推奨)・厳密)、一部失敗時
レコード追加更新キーで一致するレコードがあれば更新、なければ追加します対象アプリ、キーにするフィールド(重複禁止フィールド)、キーの値、フィールドマッピング、一部失敗時
レコード削除行ごとにレコードを削除します削除先アプリ、削除するレコードIDの式、実行前に確認する、リビジョン、一部失敗時
自レコード更新表示中のレコードを更新します更新するフィールド
ステータス更新プロセス管理のアクションを実行します対象アプリ、レコードIDの式、実行するアクション名、作業者(「作業者を選択」するアクション時のみ)、一部失敗時
CSV出力CSV ファイルをダウンロードしますファイル名(初期値:export.csv)、出力する列(見出しの変更・× で削除・ドラッグで並べ替え)、文字コード(UTF-8・Shift-JIS)、BOM を付ける(Excel向け)
通知表示画面にメッセージを表示しますレベル(情報・成功・警告・エラー)、メッセージ、表示位置(左上〜右下の 9 か所)、表示時間(ミリ秒。0 ならクリックで閉じるまで表示)
画面をリロード画面を読み込み直して最新の値を表示します。フローの最後に置きます待機時間(ミリ秒。初期値:400)

💡 レコード ID の式は、初期値が前のデータの「$id」(レコード番号)です。「レコード取得」で取ったレコードをそのまま更新・削除するときは、初期値のままで使えます。

💡 「レコード削除」の「実行前に確認する」がオン(初期値)なら、実行前に「○ 件のレコードを削除します。よろしいですか?」と表示します。「キャンセル」を押すと処理を中断します。

💡 「値をセット」は、詳細画面を表示したとき・保存後のトリガーでは画面に反映されません。保存済みのレコードを書き換えるときは「自レコード更新」を使います。

💡 「自レコード更新」は、追加画面・編集画面では入力欄に値を入れ(利用者が保存したときに保存されます)、詳細画面のボタン・保存後のトリガーではレコードを直接更新します。詳細画面のボタンで更新したあとは、画面を自動で読み込み直します。

💡 「CSV出力」の BOM は、文字コードが UTF-8 のときに付きます。複数の値を持つフィールドは「;」区切り、ユーザーなどは表示名で出力します。

⚠️ 「レコード追加」「レコード更新」「レコード追加更新」は、フィールドマッピングを 1 つも設定しないと保存できません。

3-12. 拡張ノード(JavaScript実行)

JavaScript のコードを実行して、データを加工します。

設定項目内容
実行単位「$row: 行ごと」:行ごとに実行し、$row で行を受け取ります。
「$rows: 全行一括」:全行を $rows で受け取って 1 回実行します
JavaScript コード実行するコードです。return で結果を返します(初期値:return $row;)。「.js ファイルを読み込んでコード欄に貼り付け」からファイルを読み込めます
結果を入れる列名(任意)指定すると、戻り値をその列に入れます。空欄なら戻り値そのものを行として次へ渡します

コードの中では、$vars(変数)、$user(ログインユーザー)、$runtime(アプリ ID・現在日時など)も使えます。

⚠️ コードに誤りがあると「JavaScript の実行でエラーが発生しました」と表示されます。外部から入手したコードを貼り付けるときは、内容を確かめてから使ってください。

3-13. プレビューで結果を確かめる

ノードの設定パネルの「プレビュー」タブで、そのノードが出力するデータを表で確認できます。

  1. キャンバスでノードをクリックします。
  2. 設定パネルの「プレビュー」タブをクリックします。

最新のデータで確かめるときは「更新」をクリックします。

💡 プレビューは、各ノードの設定どおりに実際にデータを取得します。書き込み・通知・リロードなどは実行しません。

💡 速度のため、最大 100 件まで取得・表示します。実際の実行では、設定した件数まで処理されます。

💡 詳細画面などのトリガーでは、このアプリのレコード 1 件を見本として使います。

3-14. AI アシスタントでフローを作る

やりたいことを日本語で入力すると、AI がフローを作成します。使う前に、「設定」タブで API キーを保存しておきます(3-15 を参照)。

  1. フロー編集画面のツールバーで「AIアシスタント」をクリックします。
  2. 「AI フローアシスタント」のパネルで、作りたい処理を入力して「送信」をクリックします(Shift+Enter で改行できます)。
  3. AI から質問が返ってきたら、答えるか、表示された選択肢をクリックします。
  4. 作成されたフローの内容を確かめて、「このフローを反映」をクリックします。

キャンバスに AI が作成したノードが並びます。キャンバスにすでにノードがあるときは、置き換えてよいかの確認が表示されます。

⚠️ AI が作るフローは完璧ではありません。反映したあと、各ノードの設定とプレビューを必ず確かめ、必要なら手で直してから保存してください。

💡 「新規チャット」をクリックすると、やり取りを消して最初からやり直せます。

💡 入力した文章と、アプリの一覧・フィールドの設定・現在のフローの内容が、選んだ AI(OpenAI または Claude)に送られます。

3-15. 「設定」タブ(共通設定)

アプリ全体に効く設定です。

AI アシスタント

項目内容
使用するAIOpenAI か Claude を選びます
OpenAI APIキー/Claude APIキー選んだ AI の API キーを入力します
応答の上限Claude のときだけ表示されます。AI が 1 回の応答で使える量です。応答が途中で切れることが多い場合に大きくします
生成したフローを自動チェックするオンなら、作成したフローの無駄なノード・設定ミスを別の AI で検査・修正します。API の呼び出しが 1 回増えます

💡 API キーは外部 API 実行用の保存領域に保存され、この設定画面からのみ参照できます。アプリの利用者からは参照できません。

実行ログ

項目内容
実行ログを記録するオンなら、フローを実行するたびに結果をログ記録先アプリに 1 件ずつ記録します
ログ記録先アプリ IDログを記録するアプリの ID です。「専用アプリを作成」をクリックすると、「Nocode 実行ログ」アプリを作成して ID を入れ、記録をオンにします

💡 「専用アプリを作成」で作るアプリは、このアプリがスペースにあれば同じスペースに作られます。記録される内容は 4-7 を参照してください。

実行中の表示

項目内容
処理内容をモーダル表示するオンなら、ボタンで実行しているあいだ、処理の内容と進み具合をモーダルで表示します。オフなら画面に何も出さずに処理します

実行の上限

項目内容
処理件数の上限1 回の実行で処理できるレコード件数の上限です。レコード取得で取り出した件数が上限を超えると、エラーで停止します

エラー時の動作

項目内容
連携先への権限がない場合「エラーで停止」か「スキップして続行」を選びます。「スキップして続行」なら、権限がないノードを飛ばして処理を続けます
エラー表示レベル「簡易(本番向け)」はエラーの要点だけ、「詳細(開発時)」はエラーコードと詳しい内容も表示します
デバッグログを console に出力するオンなら、ブラウザの開発者ツールのコンソールに、ノードごとの処理件数などを出力します

3-16. 保存してアプリに反映する

  1. 画面右上の「保存」をクリックします(フロー編集画面の「保存」でも同じです)。

設定の検証 → 保存 → アプリへの反映の順に進み、完了すると「保存済み」に変わります。
保存の中で、kintone の「アプリを更新」まで自動で行います。アプリの設定画面に戻って「アプリを更新」をクリックする必要はありません。

⚠️ 「エラー ○」が表示されているあいだは、「保存」を押せません。フローカードの「エラー」をクリックして、問題のノードを直してください。

⚠️ アプリの設定で、ほかにまだ反映していない変更があると、それもあわせてアプリに反映されます。

💡 API キーは、ヘッダーの「保存」で保存されます。

3-17. エクスポート・インポート

設定を JSON ファイルに書き出し、別のアプリに読み込めます。バックアップや、同じ設定を別のアプリで使うときに使います。

3-17-1. エクスポートする

  1. 「エクスポート/インポート」タブを開きます。
  2. 「JSON をエクスポート」をクリックします。

「xenox-flow-config-(アプリID).json」という名前のファイルがダウンロードされます。フローと「設定」タブの内容が入ります。

💡 API キーはファイルに入りません。読み込んだ先のアプリで、改めて入力してください。

3-17-2. インポートする

  1. 読み込み先のアプリで、「エクスポート/インポート」タブを開きます。
  2. 「インポート」の欄で、JSON ファイルを選びます。
  3. 「インポートしました。内容を確認して保存してください。」と表示されたら、内容を確かめて「保存」をクリックします。

⚠️ インポートすると、今の設定(フローと「設定」タブの内容)は、ファイルの内容に置き換わります。保存するまでは反映されません。

⚠️ 別のアプリの設定を読み込んだときは、フィールドコードやアプリの指定が読み込み先と合っているか、各ノードを確かめてから保存してください。

3-18. 設定項目の一覧

フローごとの設定

項目内容初期値必須
フロー名フローの名前新しいフロー−
有効フローを実行するかオン−
トリガー種別フローを動かすタイミング一覧画面を表示したとき○
対象フィールド値の変更をきっかけにするフィールドなし値変更のトリガーのとき○
発火条件動かす条件なし(常に実行)−

「設定」タブ

項目内容初期値必須
使用するAIAI アシスタントの接続先OpenAI−
OpenAI APIキー/Claude APIキーAI の API キーなしAI アシスタントを使うとき○
応答の上限Claude の 1 回の応答の上限16,000 トークン(標準)−
生成したフローを自動チェックする作成したフローを別の AI で検査するオン−
実行ログを記録する実行結果をアプリに記録するオフ−
ログ記録先アプリ IDログを記録するアプリなし記録するとき○
処理内容をモーダル表示するボタン実行中の進み具合を表示するオフ−
処理件数の上限1 回の実行で処理できる件数10000−
連携先への権限がない場合権限エラーのときの動きエラーで停止−
エラー表示レベルエラーの表示の詳しさ簡易(本番向け)−
デバッグログを console に出力する開発者ツールへのログ出力オフ−

使い方

4-1. ボタンで処理を実行する(PC)

  1. 設定した画面(一覧画面・詳細画面・追加画面・編集画面)を開きます。
  2. 「ボタン配置」ノードで設定した場所に表示されたボタンをクリックします。

ボタンの後ろにつないだノードが実行されます。実行中はボタンが押せなくなり、二重に実行されません。

💡 「確認ダイアログ」ノードを置いた場合は、確認が表示されます。「実行」(または設定した文言)をクリックすると続きが実行されます。

4-2. ボタンで処理を実行する(モバイル)

モバイル版でも、PC 版と同じ操作で実行できます。ボタンは、一覧画面・詳細画面ではヘッダーの下、追加画面・編集画面ではスペース要素に表示されます(「ボタン配置」で「配置しない」にした場合は表示されません)。

4-3. 画面の操作に合わせて自動で動く処理

ボタンを使わないフローは、トリガーのタイミングで自動で動きます。利用者が特別な操作をする必要はありません。

トリガー利用者の操作よくある使い方
画面を表示したとき画面を開く画面を開いたら関連するレコードを取得して表示用の値をセットする
値を変更したとき対象フィールドの値を変える選んだ値に合わせて他のアプリから値を取得し、「値をセット」で入れる
保存前保存ボタンを押す値を確かめ、条件に合わなければ「処理中断」で保存を止める
保存後保存が完了する保存したレコードの内容を、別のアプリに書き込む

⚠️ 保存後のトリガーで処理しているあいだに画面を離れようとすると、ブラウザから確認メッセージが表示されます。処理が終わるまで待ってください。

4-4. 画面制御の動き

「画面制御」ノードを置いたフローがある画面を開くと、条件に合うフィールドが自動で非表示・入力不可などに切り替わります。
追加画面・編集画面で、条件に使ったフィールドの値を変えると、その場で判定し直します。「条件が外れたら自動で元に戻す」がオンなら、条件に合わなくなったときに元に戻ります。

4-5. 実行中の表示・完了の通知・エラーが起きたとき

  • 「設定」タブの「処理内容をモーダル表示する」がオンなら、ボタンで実行しているあいだ、フロー名と処理中のノード名・件数がモーダルに表示されます。「キャンセル」を押すと、その時点で処理を中断します
  • 「通知表示」ノードを置くと、処理の最後にメッセージを表示できます。メッセージはクリックすると消えます
  • エラーが起きると、「(フロー名) の実行でエラーが発生しました」というダイアログが表示されます。保存前のトリガーでは、kintone の保存画面にエラーが表示され、保存が止まります。メッセージごとの対処は 6-2 を参照してください

4-6. 通しの例:一覧のボタンで、マスタと突き合わせた CSV を出力する

このアプリのレコードと、マスタアプリのレコードを「マスタキー」と「キー」で結合し、一覧画面のボタンから CSV で出力する例です。

完成したフロー。一覧画面のボタンで、2 つのアプリのレコードを結合して CSV を出力する

完成したフロー。一覧画面のボタンで、2 つのアプリのレコードを結合して CSV を出力する

前提:このアプリに「マスタキー」フィールド、マスタアプリに「キー」「名称」「単価」フィールドがあるものとします。

  1. 「フロー」タブで「フローを作成」をクリックし、フロー名を「マスタ紐づけCSV出力」にします。
  2. 「トリガー」ノードの「トリガー種別」は、「一覧画面を表示したとき」のままにします。
  3. 「トリガー」の右隣に「ボタン配置」を置き、ラベルを「CSV出力」にします。「表示する一覧」は「全ての一覧で表示」、「PC での配置」は「メニューの右」にします。
  4. 「ボタン配置」の右隣に「レコード取得」を置き、「取得元アプリ」で「アプリを選択」→ マスタアプリを選びます。
  5. 「ボタン配置」の真下に「レコード取得」を置きます。「取得元アプリ」は「このアプリ」のままにします。
  6. 手順 5 の「レコード取得」の右隣(手順 4 の「レコード取得」の真下)に「結合」を置きます。
    左隣のこのアプリが「左」、真上のマスタアプリが「右」になります。
  7. 「結合」の「結合キー」で「+ キーを追加」をクリックし、左の列に「マスタキー」、右の列に「キー」を選びます。
    マスタに見つからないレコードも出力したいときは、「結合タイプ」を「左外部結合」にします。
  8. 「結合」を選んだ状態で「プレビュー」タブを開き、2 つのアプリの列が 1 行にまとまっていることを確かめます。
  9. 「結合」の右隣に「CSV出力」を置き、ファイル名と出力する列を設定します。Excel で開くときは「BOM を付ける(Excel向け)」をオンにします(UTF-8 のとき)。
  10. 「保存」をクリックします。
  11. アプリの一覧画面を開き、メニューの右に表示された「CSV出力」ボタンをクリックします。

CSV ファイルがダウンロードされます。

💡 出力する前に件数を確かめたいときは、「結合」と「CSV出力」の間に「確認ダイアログ」を置きます(「CSV出力」を 1 マス右へずらして、空いたマスに置きます)。終わったことを知らせる「通知表示」も、同じように「CSV出力」の手前に置きます(「CSV出力」の後ろにはつなげません)。

4-7. 実行ログを見る

「設定」タブで実行ログを記録するようにすると、フローを実行するたびに、ログ記録先アプリにレコードが 1 件追加されます。
「専用アプリを作成」で作ったアプリには、次の項目が記録されます。

項目内容
実行ID・実行日時・実行者いつ、誰が実行したか
実行元アプリID・実行元アプリ名どのアプリで実行したか
フローID・フロー名・トリガー種別どのフローが、何をきっかけに動いたか
ステータス成功・失敗・中断
実行時間(ms)処理にかかった時間
起点レコードID処理のもとになったレコード
処理サマリ・ノード統計ノードごとの入力件数・出力件数・時間
エラーコード・エラーメッセージ失敗したときの内容
影響レコードこのフローで追加・更新・削除・ステータス変更したレコード

制限事項・注意点

5-1. 書き込んだ内容は元に戻せません

レコードの追加・更新・削除、ステータスの変更を、まとめて元に戻す機能はありません。
書き込むフローは、まずテスト用のアプリやレコードで動きを確かめてから使ってください。

💡 一覧のボタンで多くのレコードを書き換えるときは、「確認ダイアログ」ノードを置き、件数を確かめてから実行できるようにしておくと安心です。

5-2. 件数・容量の上限

項目上限
1 回の実行で取得できるレコード件数「設定」タブの「処理件数の上限」(初期値 10000 件)。超えるとエラーで停止します
設定として保存できるデータ量256KB。超えると保存できません
プレビューで表示する件数100 件

💡 レコードの書き込みは 100 件ずつ、取得は 500 件ずつに分けて行います。件数が多いと時間がかかります。

5-3. 途中で失敗したとき

書き込みは 100 件ずつ行うため、「一部失敗時」が「停止」の場合、失敗したところまでの分は書き込み済みです。
原因(権限の不足、入力した値の誤りなど)を直してから、残りを改めて実行してください。

5-4. フローが動かない場面

フローは、kintone の画面の操作をきっかけに動きます。次の場合は動きません。

  • CSV ファイルの読み込みでレコードを追加・更新したとき
  • 他のシステムや他のプラグインが、REST API でレコードを追加・更新したとき
  • 一覧画面でレコードを直接編集(インライン編集)して保存したとき
  • フローが無効のとき、プラグインの契約が有効でないとき

5-5. 画面の種類によって効かない組み合わせ

組み合わせ動き
詳細画面を表示したとき・保存後のトリガー +「値をセット」画面に反映されません。「自レコード更新」を使ってください
詳細画面を表示したとき +「自レコード更新」詳細画面を開くたびに更新が実行され、更新した値は次に開いたときに表示されます。「ボタン配置」の後ろにつなぐ使い方をおすすめします
追加画面・編集画面 + 画面制御「スタイルを変える」色は付きません(詳細画面だけで効きます)
追加画面・編集画面 + 画面制御「メッセージを表示」フィールドの横ではなく画面の上に表示されます
モバイル版 + 画面制御「一覧の行の色を変える」・罫線の非表示動きません

いずれも、設定パネルの先頭やフローカードの「注意」で知らせます。

5-6. 他の人の更新を上書きします

「レコード更新」「レコード削除」の「リビジョン」が「チェックしない(推奨)」のときは、直前に他の人が同じレコードを更新していても、エラーにならずに上書き(削除)します。
他の人の更新と重なったら止めたいときは、「厳密」にして、「リビジョンの式」にそのレコードのリビジョン(初期値は前のデータの「$revision」)を指定します。

5-7. 「エラー処理」ノードについて

現在のバージョンでは、設定画面から「エラー処理」ノードの内側で実行するノードを指定できません。そのため、このノードにつないだノードでエラーが起きても、受け止めずにフロー全体がエラーになります。
エラーのときの動きは、「設定」タブの「エラー時の動作」と、「レコード追加」などの「一部失敗時」で決めてください。

5-8. その他の注意

  • 「保存」すると、アプリの設定のほかの未反映の変更も、あわせてアプリに反映されます(3-16 を参照)
  • 古いバージョンの「画面制御」タブで作ったルールは、設定画面を開いたときに「画面制御」ノードを含むフローに自動で移されます(「画面制御をフローへ移行しました」と表示されます)。内容を確かめて保存してください
  • 必須フィールドを空にする・プロセス管理のステータスを直接書き換えるなど、kintone が受け付けない書き込みはエラーになります
  • 書き込むと、更新者と更新日時は、フローを実行したユーザー・日時に変わります

困ったときは

6-1. 表示されるメッセージと対処(設定画面)

表示されるメッセージ対処
フロー「○○」にトリガーが設定されていませんフローに「トリガー」ノードを置きます
ノード「○○」がトリガーから到達できませんそのノードをトリガーから続く並びにつなぐか、不要なら削除します(3-5-2 を参照)
ノード「○○」の入力「○○」が接続されていません入口が必要なノードの左(または上)に、データを渡すノードを置きます。「結合」「結合(縦)」は左と上の両方が必要です
フロー「○○」に循環参照がありますデータの流れが輪になっています。ノードの並びを見直します
値変更トリガーの対象フィールドが選択されていませんトリガーの「対象フィールド」を選びます(3-6-3 を参照)
ボタンのラベルが未設定です「ボタン配置」の「ラベル(ボタンの文言)」を入力します
追加・編集画面ではスペース要素にしかボタンを置けません。「配置するスペースフィールド」を選んでください「配置するスペースフィールド」を選びます。選択肢がないときは、フォームにスペースを置いて要素 ID を設定します
結合キーが設定されていません/集計項目が設定されていません/展開するサブテーブルが設定されていませんそれぞれのノードの設定を入れます(3-9 を参照)
書き込むフィールドが設定されていません/更新するフィールドが設定されていません「+ マッピングを追加」で書き込み先と値を設定します
一致判定のキーフィールドが設定されていません/キーにするフィールドが設定されていません「キーにするフィールド」を選びます
ノード「○○」: (式の誤りの内容)計算式の書きかたを直します(3-7-2 を参照)
「○○」はボタン配置より前にあります。画面表示時に実行されてしまうため、処理はボタン配置の後ろ(クリック時)に繋いでください処理のノードを「ボタン配置」の後ろへ移します
PC・モバイルとも「配置しない」になっているため、ボタンはどこにも表示されません「PC での配置」か「モバイルでの配置」を選び直します
「○○」は計算(CALC)フィールドのため値をセットできません書き込み先を、数値など入力できるフィールドに変えます
画面制御の上流に条件として扱えないノードがあります条件は「画面制御」ノードの「条件」に設定します
要素ID「○○」がフォームに見つかりませんフォームの要素 ID を確かめ、対象を選び直します
保存できるデータサイズの上限(256KB)を超えています使っていないフローを削除するか、ノードを減らします
設定は保存しましたが、アプリの更新に失敗しました。アプリの設定画面から「アプリを更新」を実行してください。アプリの設定画面で「アプリを更新」をクリックします
ログアプリの作成に失敗しましたアプリを作成する権限があるか確かめます。既存のアプリの ID を「ログ記録先アプリ ID」に入れても使えます
APIキーが未設定です「設定」タブで API キーを入力して「保存」し、フロー編集画面を開き直します
JSON として読み込めませんでした/このファイルは設定ファイルではありません。このプラグインでエクスポートした JSON ファイルを選びます
要素IDを設定したスペースがフォームにありません。kintone のフォーム設定でスペースを置き、要素 ID を設定します

6-2. 表示されるメッセージと対処(レコード画面)

「エラー表示レベル」が「簡易(本番向け)」のときは、次の要点が表示されます。「詳細(開発時)」にすると、エラーコードと詳しい内容もあわせて表示されます。

表示されるメッセージ対処
処理件数が上限を超えました「レコード取得」の絞り込み条件で件数を減らすか、「設定」タブの「処理件数の上限」を見直します
このアプリへのアクセス権限がありません実行した人に、対象のアプリ・レコードの権限があるか確かめます。止めずに続けたいときは、「連携先への権限がない場合」を「スキップして続行」にします
レコードの作成に失敗しました/レコードの更新に失敗しました/レコードの削除に失敗しました書き込む値がフィールドの種類・必須・重複禁止などの設定に合っているか確かめます。失敗したところより前は書き込み済みです(5-3 を参照)
計算式でエラーが発生しました計算式で使っている列名や関数名を確かめます
JavaScript の実行でエラーが発生しました「JavaScript実行」ノードのコードを直します
kintone との通信でエラーが発生しました時間をおいて再度実行します。続くときは「詳細(開発時)」にして内容を確かめます
処理が中断されました実行中のモーダルで「キャンセル」を押したときなどに表示されます
処理を中断しました(ダイアログの見出し)「処理中断」ノードの「エラー」で止めたときに、設定したメッセージとともに表示されます
この項目は必須です。画面制御で必須にしたフィールドに入力してから保存します
○ 件のレコードを削除します。よろしいですか?「レコード削除」の確認です。件数を確かめて「削除」をクリックします

6-3. うまく動かないときの確認ポイント

  • プラグインが有効になっているか、アプリの設定の「プラグイン」で確かめてください
  • 設定画面の「保存」が「保存済み」になっているか確かめてください。「閉じる」だけでは保存されません
  • フローカードのスイッチと、各ノードの「有効」がオンになっているか確かめてください
  • トリガー種別が、動かしたい画面・タイミングと合っているか確かめてください。発火条件を入れている場合は、開いているレコードが条件に合っているかも確かめます
  • ボタンが表示されないときは、「ボタン配置」の配置場所(「配置しない」になっていないか、スペースの要素 ID が合っているか)と、一覧画面なら「表示する一覧」を確かめてください。ブラウザの開発者ツールのコンソールに「[Nocode] ボタンを配置できませんでした」と理由が出ます
  • 一覧のボタンで何も起きないときは、ボタンの後ろに「レコード取得」があるか確かめてください(一覧画面のボタンは、それだけではデータを渡しません)
  • 「プレビュー」タブで、各ノードが期待どおりのデータを出しているか、手前から順に確かめてください
  • 実行した人に、取得・書き込みするアプリの権限があるか確かめてください
  • 原因が分からないときは、「エラー表示レベル」を「詳細(開発時)」に、「デバッグログを console に出力する」をオンにして、もう一度実行してください

6-4. よくある質問

Q. 一覧で絞り込んだレコードだけを、ボタンで処理できますか?
A. 一覧の絞り込み条件は自動では引き継がれません。ボタンの後ろの「レコード取得」で、同じ条件を「絞り込み条件」に指定してください。

Q. 「保存」したあと、アプリの設定で「アプリを更新」を押す必要はありますか?
A. 必要ありません。プラグインの「保存」の中で、アプリへの反映まで自動で行います。

Q. 同じ設定を別のアプリでも使えますか?
A. 「エクスポート/インポート」タブで書き出したファイルを、別のアプリで読み込めます。フィールドコードやアプリの指定が合っているか確かめてから保存してください。API キーは改めて入力します(3-17 を参照)。

Q. 「値をセット」と「自レコード更新」はどう使い分けますか?
A. 追加画面・編集画面で入力欄に値を入れるだけ(保存は利用者が行う)なら「値をセット」、保存済みのレコードを書き換えるなら「自レコード更新」です(3-11-2 を参照)。

Q. AI アシスタントを使わなくても設定できますか?
A. できます。AI アシスタントは下書きを作る補助です。すべてのノードは手で配置・設定できます。

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