このプラグインでできること
「PDF結合プラグイン」は、kintoneのレコードに添付されたPDFファイルを、1つのPDFにまとめるプラグインです。
一覧画面では、絞り込んだ複数レコードのPDFをまとめて結合できます。
詳細画面では、1件のレコードに関係するPDFを選んで、選んだ順番に結合できます。
結合したPDFは、パソコンへのダウンロードと、レコードへの添付保存のどちらかを選べます。
結合処理はブラウザの中だけで行われます。
1-1. 主な機能
- 一覧画面の「PDF結合」ボタンから、絞り込んだレコードのPDFを一括で結合します。
- 詳細画面の「PDF結合」ボタンから、チェックした順番でPDFを結合します。
- 詳細画面では、添付ファイルフィールド・サブテーブル内の添付ファイルフィールド・関連レコードの添付ファイルフィールドが選択対象になります。
- 結合したPDFを、ダウンロードするか、レコードに添付保存するかを選べます。
- 添付保存のとき、同じファイル名があれば上書き保存できます。
- ファイル名は、フィールドの値をそのまま使うか、手入力するかを選べます。
- 設定画面で、一覧画面・詳細画面それぞれの利用可否を切り替えられます。
- 設定画面で、結合画面に最初から表示される初期値をあらかじめ決められます。
- 設定内容をJSONファイル(設定情報をテキストで保存したファイル)に出力し、他のアプリへ読み込めます。
動作環境・前提条件
2-1. 動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応画面 | レコード一覧画面、レコード詳細画面 |
| 対応端末 | パソコン(PC版kintone) |
| 対応ブラウザ | kintoneが対応するブラウザ |
⚠️ このプラグインはスマートフォン版kintoneには対応していません。スマートフォン版の画面には「PDF結合」ボタンは表示されません。
2-2. 必要な権限
| 操作 | 必要な権限 |
|---|---|
| プラグインの設定 | 対象アプリの「アプリ管理権限」 |
| PDFの結合・ダウンロード | 対象レコードとファイルの「閲覧権限」 |
| 結合したPDFのレコードへの添付保存 | 対象レコードの「編集権限」 |
| 関連レコードのPDFの結合 | 参照先アプリのレコードの「閲覧権限」 |
⚠️ 参照先アプリの閲覧権限がない場合、その関連レコードは「対象ファイル選択」に表示されません。
2-3. 事前に必要なフィールド
このプラグインを使うには、対象アプリに以下のフィールドが必要です。
| 用途 | 必要なフィールド | 備考 |
|---|---|---|
| 結合するPDFの保管先 | 添付ファイルフィールド | 必須。PDFファイルが添付されている必要があります |
| 結合後のPDFの保存先 | 添付ファイルフィールド | 「レコードに添付保存する」を使う場合のみ必要 |
| ファイル名に使う値 | 文字列(1行)/ラジオボタン/ドロップダウン | 「フィールドの値をファイル名に使用する」を使う場合のみ必要 |
💡 ファイル名に使えるフィールドは「文字列(1行)」「ラジオボタン」「ドロップダウン」の3種類だけです。数値フィールドや日付フィールドは選べません。
⚠️ 結合できるのは、ファイル名の中に「.pdf」または「.PDF」を含むファイルだけです。それ以外のファイル(Excel、画像など)は、添付されていても結合対象から自動的に除かれます。
設定手順
3-1. 設定画面を開く
- 対象のアプリを開きます。
- 画面右上の歯車アイコンから「アプリの設定」を開きます。
- 「設定」タブの「プラグイン」をクリックします。
- 一覧から「PDF結合プラグイン」の歯車アイコンをクリックします。
設定画面が表示されます。画面上部には「設定保存」ボタンと「設定出力」「設定読込」が並んでいます。
PDF結合プラグインの設定画面
💡 画面右上の「×」ボタンは「設定画面を閉じる」ボタンです。押すと設定を保存せずにプラグイン一覧へ戻ります。
3-2. 「利用する画面」を設定する
「PDF結合」ボタンを表示する画面を選びます。
- 設定画面の「利用する画面」で、「一覧画面で活用する」のチェックボックスを確認します。
- 一覧画面で使う場合は、チェックを付けたままにします。
- 「詳細画面で活用する」のチェックボックスを確認します。
- 詳細画面で使う場合は、チェックを付けたままにします。
チェックを外した画面には「PDF結合」ボタンが表示されなくなります。
「利用する画面」の「一覧画面で活用する」「詳細画面で活用する」
💡 初期状態では「一覧画面で活用する」「詳細画面で活用する」の両方にチェックが付いています。
⚠️ 両方のチェックを外すと、どの画面にも「PDF結合」ボタンが表示されなくなります。
3-3. 「保存設定の初期値(詳細画面)」を設定する
詳細画面の結合画面を開いたときに、最初に選ばれている状態を決めます。
- 設定画面の「保存設定の初期値(詳細画面)」で、「ダウンロードする」または「レコードに添付保存する」のどちらかを選びます。
- 「レコードに添付保存する」を選んだ場合、「保存先フィールド」が表示されます。
- 「保存先フィールド」で、結合したPDFの保存先にする添付ファイルフィールドを選びます。
- 同じファイル名のファイルを差し替えたい場合は、「同ファイル名があれば上書き保存する」にチェックを付けます。
「保存設定の初期値(詳細画面)」で「レコードに添付保存する」を選ぶと、「保存先フィールド」が表示される
💡 「ダウンロードする」を選んでいる間は、「保存先フィールド」と「同ファイル名があれば上書き保存する」は表示されません。
⚠️ アプリに添付ファイルフィールドが1つもない場合、「保存先フィールド」の代わりに「添付ファイルフィールドがありません」と表示されます。この場合は先にアプリへ添付ファイルフィールドを追加してください。
💡 ここで設定した内容は、あくまで結合画面を開いたときの初期状態です。実際に結合するときに、利用者がその場で変更できます。
3-4. 「ファイル名設定の初期値」を設定する
結合後のPDFのファイル名の決め方について、初期状態を決めます。
- 設定画面の「ファイル名設定の初期値」で、「フィールドの値を使用する」または「手入力したテキストを使用する」のどちらかを選びます。
- 「フィールドの値を使用する」を選んだ場合、「ファイル名フィールド」が表示されます。
- 「ファイル名フィールド」で、ファイル名に使いたいフィールドを選びます。
- 「手入力したテキストを使用する」を選んだ場合、「手入力テキストの初期値」が表示されます。
- 「手入力テキストの初期値」の入力欄に、初期表示したいファイル名を入力します。
入力欄の右側には「.pdf」と表示されます。拡張子は自動で付くため、入力は不要です。
「ファイル名設定の初期値」で「手入力したテキストを使用する」を選ぶと、「手入力テキストの初期値」が表示される
⚠️ 「ファイル名フィールド」に選べるのは「文字列(1行)」「ラジオボタン」「ドロップダウン」のフィールドだけです。該当するフィールドがない場合は「対象フィールドがありません」と表示されます。
💡 「手入力テキストの初期値」に入力した文字は、一覧画面の結合画面と詳細画面の結合画面の両方で、ファイル名の初期値として表示されます。
3-5. 設定を保存する
- 設定画面の左上にある「設定保存」ボタンをクリックします。
保存が完了すると、画面に「設定を保存しました」と表示されます。保存と同時にアプリへの反映まで自動で行われます。
保存が完了すると「設定を保存しました」と表示される
💡 このプラグインでは、「設定保存」を押した時点でアプリへの反映まで行われます。「アプリの設定」画面に戻って「アプリを更新」を押す必要はありません。
⚠️ 「設定の保存に失敗しました」と表示された場合は、他の人が同じアプリの設定を変更中の可能性があります。しばらく待ってから、もう一度「設定保存」を押してください。
3-6. 設定項目一覧
| セクション | 項目名 | 種別 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 利用する画面 | 一覧画面で活用する | チェックボックス | 一覧画面に「PDF結合」ボタンを表示します |
| 利用する画面 | 詳細画面で活用する | チェックボックス | 詳細画面に「PDF結合」ボタンを表示します |
| 保存設定の初期値(詳細画面) | ダウンロードする | ラジオボタン | 詳細画面の結合画面で、ダウンロードを初期選択にします |
| 保存設定の初期値(詳細画面) | レコードに添付保存する | ラジオボタン | 詳細画面の結合画面で、添付保存を初期選択にします |
| 保存設定の初期値(詳細画面) | 保存先フィールド | 選択式 | 添付保存するときの保存先の初期値です |
| 保存設定の初期値(詳細画面) | 同ファイル名があれば上書き保存する | チェックボックス | 上書き保存のチェック状態の初期値です |
| ファイル名設定の初期値 | フィールドの値を使用する | ラジオボタン | 詳細画面の結合画面で、フィールド参照を初期選択にします |
| ファイル名設定の初期値 | 手入力したテキストを使用する | ラジオボタン | 詳細画面の結合画面で、手入力を初期選択にします |
| ファイル名設定の初期値 | ファイル名フィールド | 選択式 | ファイル名に使うフィールドの初期値です |
| ファイル名設定の初期値 | 手入力テキストの初期値 | テキスト入力 | 結合画面のファイル名欄に最初から入る文字です |
3-7. 設定を別のアプリへ引き継ぐ(設定出力・設定読込)
同じ設定を複数のアプリで使いたい場合は、設定をファイルとして書き出し、別のアプリへ読み込めます。
3-7-1. 設定を書き出す
- 設定画面の右上にある「設定出力」をクリックします。
現在の設定内容がJSONファイルとしてパソコンにダウンロードされます。
設定画面右上の「設定出力」「設定読込」
3-7-2. 設定を読み込む
- 読み込み先のアプリで、プラグインの設定画面を開きます。
- 画面右上の「設定読込」をクリックします。
- ファイル選択画面で、書き出したJSONファイルを選びます。
- 「設定を読み込みますか?」の確認画面が表示されます。
- 内容を確認し、「読み込む」をクリックします。
- 「設定を読み込みました」と表示されたら、内容を確認します。
- 設定画面の「設定保存」ボタンをクリックします。
「設定を読み込みますか?」の確認画面
⚠️ 「設定読込」を押しただけでは設定は確定しません。読み込んだあとに必ず「設定保存」を押してください。
⚠️ 読み込むと、現在の設定はすべて上書きされます。
💡 読み込んだ設定の中に、そのアプリに存在しないフィールドが含まれていた場合、「※ このアプリに存在しないため取り込めなかった項目があります:」というメッセージとともに、取り込めなかった項目名が表示されます。その項目は、そのアプリのフィールドから選び直してください。
⚠️ このプラグイン以外で作ったファイルを選ぶと、「設定ファイルの形式が正しくありません」と表示され、読み込みは行われません。
使い方
4-1. 一覧画面で絞り込んだレコードのPDFをまとめて結合する
複数レコードに添付されたPDFを、1つのPDFにまとめてダウンロードする手順です。
4-1-1. 対象のレコードを絞り込む
- 対象アプリのレコード一覧画面を開きます。
- 一覧の絞り込み機能で、結合したいレコードだけに絞り込みます。
- 結合したい順番になるように、一覧の並び順を整えます。
一覧画面の上部に表示される「PDF結合」ボタン
4-1-2. 結合画面を開く
- 画面上部(一覧の切り替えメニューの右側)に表示されている「PDF結合」ボタンをクリックします。
「PDF結合」の画面が開きます。画面上部には「絞込みしたレコードのPDFファイルを結合します」と表示されます。
一覧画面の「PDF結合」の画面
4-1-3. ファイル名と対象フィールドを指定する
- 「ファイル名設定」の入力欄に、結合後のファイル名を入力します。
- 「対象フィールド選択」の「対象フィールド」で、PDFが添付されているフィールドを選びます。
「ファイル名設定」と「対象フィールド選択」
4-1-4. 結合を実行する
- 画面右下の「出力する」ボタンをクリックします。
- 画面に「PDF結合中」と表示されます。処理が終わるまで待ちます。
結合中は「PDF結合中」と表示される
結合が完了すると、PDFファイルが自動的にダウンロードされます。ダウンロード後、「PDF結合」の画面は自動的に閉じます。
結合したPDFがダウンロードされる
💡 結合される順番は、一覧画面に表示されている並び順(ソート順)と同じです。並び順を変えると、結合される順番も変わります。
💡 1つのレコードに複数のPDFが添付されている場合は、そのフィールド内の並び順で結合されます。
⚠️ 一覧画面で選べる「対象フィールド」は、サブテーブルの外にある添付ファイルフィールドだけです。サブテーブル内の添付ファイルは、一覧画面からは結合できません。
⚠️ 一覧画面からの結合は、ダウンロードのみです。レコードへの添付保存はできません。
⚠️ 対象レコードやPDFの件数が多いと、処理に時間がかかります。「PDF結合中」の表示が出ている間は、画面を閉じたり再読み込みしたりしないでください。
⚠️ 選んだフィールドにPDFが1つも添付されていない場合、ページのないPDFがダウンロードされます。ファイルが開けないときは、対象フィールドの選択と絞り込み条件を見直してください。
4-2. 詳細画面でPDFを選んで結合しダウンロードする
1件のレコードから、必要なPDFだけを選んで結合する手順です。
4-2-1. 結合画面を開く
- 対象のレコードの詳細画面を開きます。
- 画面上部に表示されている「PDF結合」ボタンをクリックします。
「PDF結合」の画面が開きます。画面上部には「結合設定を確認してください」と表示されます。
詳細画面の上部に表示される「PDF結合」ボタン
4-2-2. 保存方法とファイル名を指定する
- 画面左側の「保存設定」で、「ダウンロードする」を選びます。
- 「ファイル名設定」で、「フィールドの値をファイル名に使用する」または「手入力したテキストを使用する」を選びます。
- 「フィールドの値をファイル名に使用する」を選んだ場合は、「フィールド選択」でファイル名に使うフィールドを選びます。
- 「手入力したテキストを使用する」を選んだ場合は、入力欄にファイル名を入力します。
「保存設定」と「ファイル名設定」
💡 「フィールドの値をファイル名に使用する」は、アプリに文字列(1行)・ラジオボタン・ドロップダウンのフィールドがある場合だけ表示されます。
💡 「レコードに添付保存する」は、アプリにサブテーブルの外の添付ファイルフィールドがある場合だけ表示されます。
4-2-3. 結合するPDFを順番に選ぶ
- 画面右側の「対象ファイル選択 ※チェック順にファイルを結合」で、最初に結合したいPDFのチェックボックスをクリックします。
- 次に結合したいPDFのチェックボックスをクリックします。
- 結合したいPDFがすべて選ばれるまで、順にクリックを繰り返します。
チェックしたPDFの右側には、結合される順番の番号が表示されます。
チェックしたPDFの右側に、結合される順番の番号が表示される
4-2-4. 結合を実行する
- 画面右下の「出力する」ボタンをクリックします。
- 画面に「PDF結合中」と表示されます。処理が終わるまで待ちます。
結合が完了すると、PDFファイルが自動的にダウンロードされます。
💡 結合される順番は、チェックを付けた順番です。一覧に表示されている上からの順番ではありません。
💡 順番を変えたい場合は、いったんチェックをすべて外し、希望する順番に付け直してください。
⚠️ PDFを1つもチェックしていない場合、「出力する」ボタンはクリックできません。
💡 「対象ファイル選択」に並ぶのは、PDFファイルだけです。PDF以外のファイルは表示されません。
4-3. 詳細画面で結合したPDFをレコードに添付保存する
結合したPDFを、そのレコードの添付ファイルフィールドに保存する手順です。
4-3-1. 保存先を指定する
- 対象のレコードの詳細画面を開きます。
- 画面上部の「PDF結合」ボタンをクリックします。
- 「保存設定」で、「レコードに添付保存する」を選びます。
- 「保存先フィールド」で、結合したPDFを保存する添付ファイルフィールドを選びます。
- 同じファイル名のファイルを差し替えたい場合は、「同ファイル名があれば上書き保存する」にチェックを付けます。
「レコードに添付保存する」を選ぶと、「保存先フィールド」と「同ファイル名があれば上書き保存する」が表示される
4-3-2. ファイル名と対象PDFを指定する
- 「ファイル名設定」で、ファイル名の決め方を選びます。
- 「対象ファイル選択 ※チェック順にファイルを結合」で、結合したいPDFを順にチェックします。
保存先を「添付ファイル3」にして、2つのPDFをチェックした状態
4-3-3. 保存を実行する
- 画面右下の「保存する」ボタンをクリックします。
- 画面に「PDF結合中」と表示されます。処理が終わるまで待ちます。
保存が完了すると、詳細画面が自動的に再読み込みされます。指定した添付ファイルフィールドに、結合したPDFが追加されています。
保存先の添付ファイルフィールドに、結合したPDFが追加される
💡 添付保存を選んだ場合、画面右下のボタンの表示は「保存する」に変わります。ダウンロードを選んでいるときは「出力する」と表示されます。
⚠️ 「同ファイル名があれば上書き保存する」にチェックを付けると、保存先フィールドにある同じファイル名のファイルはすべて削除され、最初にあった位置に新しいファイルが入ります。元のファイルは残りません。
⚠️ チェックを付けていない場合は、同じファイル名でもそのまま追加されます。同じ名前のファイルが複数並ぶことになります。
⚠️ 「保存先フィールド」に選べるのは、サブテーブルの外にある添付ファイルフィールドだけです。サブテーブル内のフィールドには保存できません。
⚠️ 添付保存を行うには、そのレコードの編集権限が必要です。
💡 結合前のPDFが添付されているフィールドを保存先に指定することもできます。その場合、結合前のPDFと結合後のPDFが同じフィールドに並びます。
4-4. サブテーブル内のPDFを結合対象にする
詳細画面では、サブテーブル内の添付ファイルフィールドのPDFも結合できます。
- 対象のレコードの詳細画面を開きます。
- 画面上部の「PDF結合」ボタンをクリックします。
- 「対象ファイル選択 ※チェック順にファイルを結合」の一覧から、サブテーブル名の見出しを探します。
- サブテーブル名の下に「1行目」「2行目」のように行番号が表示されます。
- 結合したい行のPDFのチェックボックスをクリックします。
サブテーブルのPDFは、サブテーブル名の見出しの下に行番号つきで表示される
💡 PDFが添付されていない行は表示されません。表示されるのは、PDFが添付されている行だけです。
💡 サブテーブルのPDFと、サブテーブルの外のPDFを混ぜて結合することもできます。この場合もチェックした順番で結合されます。
4-5. 関連レコードのPDFを結合対象にする
詳細画面では、関連レコード一覧に表示されている他レコードのPDFも結合できます。
- 対象のレコードの詳細画面を開きます。
- 画面上部の「PDF結合」ボタンをクリックします。
- 「対象ファイル選択 ※チェック順にファイルを結合」の一覧から、関連レコード一覧のフィールド名の見出しを探します。
- 見出しの下に、「#」に続けてレコードのIDが表示されます。
- 結合したいレコードのPDFのチェックボックスをクリックします。
関連レコードのPDFは、関連レコード一覧の見出しの下に「#レコードID」つきで表示される
⚠️ 関連レコードのPDFを結合対象にするには、アプリの設定で、関連レコード一覧の「表示するフィールド」に添付ファイルフィールドを含めておく必要があります。含めていない場合、「対象ファイル選択」には表示されません。
⚠️ 参照先アプリのレコードを閲覧する権限がない場合、その関連レコード一覧は「対象ファイル選択」に表示されません。
💡 表示される件数は、関連レコード一覧の設定にある表示件数に従います。
💡 関連レコード一覧に絞り込み条件を設定している場合、その条件も反映されます。
💡 同じアプリを参照している関連レコード一覧の場合、いま開いているレコード自身は表示されません。
4-6. ファイル名の決まり方
結合後のPDFのファイル名は、次の順番で決まります。
| 画面 | ファイル名の決まり方 |
|---|---|
| 一覧画面 | 「ファイル名設定」の入力欄に入力した文字 |
| 一覧画面(入力欄が空の場合) | 自動で付けられる数字(例:1754870400000.pdf) |
| 詳細画面(「フィールドの値をファイル名に使用する」を選択) | 「フィールド選択」で選んだフィールドの値 |
| 詳細画面(「手入力したテキストを使用する」を選択) | 入力欄に入力した文字 |
| 詳細画面(上記のいずれも空の場合) | 自動で付けられる数字(例:1754870400000.pdf) |
拡張子の「.pdf」は自動で付きます。入力欄に「.pdf」まで入力する必要はありません。
⚠️ 「フィールドの値をファイル名に使用する」を選んでいても、そのフィールドの値が空のレコードでは、手入力欄の文字(設定画面の「手入力テキストの初期値」など)がファイル名になります。手入力欄も空なら、自動で付けられる数字になります。
💡 上の例にある
1754870400000のような数字は、処理した時刻をもとに自動で作られる値です。実行するたびに違う数字になります。
制限事項・注意点
5-1. 対象になるファイル
- 結合できるのは、ファイル名の中に「.pdf」または「.PDF」を含むファイルだけです。
- PDF以外のファイルは、添付されていても結合対象から自動的に除かれます。
- 詳細画面の「対象ファイル選択」に並ぶのは、PDFファイルだけです。サブテーブルの行や関連レコードは、PDFが添付されているものだけが表示されます。
5-2. 画面ごとの機能の違い
| 機能 | 一覧画面 | 詳細画面 |
|---|---|---|
| PDFの結合 | 可能 | 可能 |
| 結合するPDFの個別選択 | 不可(フィールド単位) | 可能(ファイル単位) |
| 結合順の指定 | 一覧の並び順に従う | チェックした順番 |
| サブテーブル内のPDF | 対象外 | 対象 |
| 関連レコードのPDF | 対象外 | 対象 |
| ダウンロード | 可能 | 可能 |
| レコードへの添付保存 | 不可 | 可能 |
| ファイル名にフィールドの値を使用 | 不可(手入力のみ) | 可能 |
5-3. 操作上の注意
- 「PDF結合中」と表示されている間は、画面を閉じたり、再読み込みしたりしないでください。処理が中断されます。
- 対象のPDFが多い場合や、1ファイルあたりの容量が大きい場合は、処理に時間がかかります。
- 結合処理はブラウザ上で行われます。パソコンの性能によっては、大量のファイルを一度に結合できない場合があります。
- 「PDF結合」の画面の外側をクリックすると、画面が閉じます。設定内容は保持されません。
- 添付保存を実行すると、詳細画面が自動的に再読み込みされます。入力途中の内容がある場合は、先に保存してから実行してください。
5-4. 設定上の注意
- 「利用する画面」の両方のチェックを外すと、「PDF結合」ボタンはどの画面にも表示されません。
- 設定画面で指定したフィールドを、あとからアプリで削除した場合、結合画面では別のフィールドが自動的に初期選択されます。設定画面を開き直して、指定し直してください。
- 設定を変更したあとは、必ず「設定保存」をクリックしてください。クリックせずに画面を閉じると、変更は反映されません。
5-5. その他
- スマートフォン版kintoneには対応していません。
- 一覧画面でPDFが1件も見つからない場合でも、エラーは表示されずにページのないPDFがダウンロードされます。
- 結合元のPDFは変更されません。結合によって元のファイルが削除されることはありません。